JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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測定機器

中華アナライザー Mini1300 を買ってみました

1300MHz までの特性を測定できる、アンテナアナライザー Mini1300 を購入しました。最近の Aliexpress では、商品の到着が以前よりもずっと早くなっているようで、この Mini1300 は注文してから約10日で手元に届きました。しかも、商品の梱包も丁寧で安心感…

STM32 マイコンを使って周波数カウンターを作ってみました

Maker Faire Tokyo 2023 がもうすぐです。そんな中、久しぶりにマイコンで何かを作ろうと思い、インターネットで検索していたところ、YouTube で面白い周波数カウンターの製作動画を見つけました。手持ちのパーツで簡単にできそうだったので、早速、ブレッド…

Smart IC Tester の製作 -3-

再製作を依頼していた基板も届き、とりあえずのハンダ付けと組み立て、動作確認を行いました。 組み立て ハンダ付けする箇所は多いですが、パーツ自体は少ないので、結構サクッと組み立ては終了しました。 前回基板で失敗した LED 部分のパターンだけはテス…

Smart IC Tester の製作 -2-

注文していた基板が届いたんですが・・・Smart IC Tester の基板設計上にパータンミスがあって、ただのゴミになってしまいました。 この基板ではマイコン内蔵 LED を2個使う予定で、秋月電子の PL9823-F5 でピン配置のパターンを設計したんですが、ピンの配…

Smart IC Tester の製作 -1-

下のサイトに公開されている、ロジック IC の良否を判定する "Smart IC Tester" なるものを作るべく、準備を開始しました。 www.instructables.com www.youtube.com マイコンのベースは Arduino で、Arduino Mega 2560 に 2.4 inch TFT と 20 Pin ZIF Socket…

中華 10W ダミーロードで終端型電力計を作る

AliExpress の "10W 50Ω dummy load" キットを利用した、”終端型電力計” の製作です。完成写真 "10W 50ohm load dummy load" Kit は AliExpress で購入 AliExpress の検索窓に、"10W 50ohm load dummy load" のキーワードを入力して検索することで、いくつか…

和文電信で聞く「子ども向けニュース」~94~

子ども向けニュースの和文電信を、ウェブブラウザでお楽しみください。 東京都や大阪府 食事や酒を出す店の営業時間を長くする Speed: wpm Frequency: Hz (文字間) 標準 標準 × 2 標準 × 3 標準 × 4 標準 × 5 Position: Letter START STOP PAUSE ※ カナ文…

和文電信で聞く「子ども向けニュース」~89~

子ども向けニュースの和文電信を、ウェブブラウザでお楽しみください。 真鍋淑郎さんがノーベル賞をもらう 地球の気象の問題を研究 Speed: wpm Frequency: Hz (文字間) 標準 標準 × 2 標準 × 3 標準 × 4 標準 × 5 Position: Letter START STOP PAUSE ※ カ…

NanoVNA RF Demo Kit ~SMA 基板入手~ ②

昨年12月に入手していた、”RF Demo Kit の SMA 端子基板” を組み立てました。実に、10カ月も生基板を眠らせていました。この度、オリジナルの RF Demo Kit 基板の U.FL 端子が、コネクタの抜き差しの繰り返しで期待通りに破損してくれたので、少々面倒な作業…

抵抗(キンピ1%、カーボン5%)を補充する

AliExpress と Amazon から購入した、抵抗セットの精度を測定してみました。リード抵抗の補充のため、中華と Amazon から抵抗を購入していたんですが、パーツケースに仕舞い込む前に、一度ちゃんと測定してみようかと、今回、重い腰が上がりました。 わたし…

中華 GM328A (Transister Tester) を買ってみた

GM328A は、抵抗やコンデンサの値から、トランジスタや FET の動作チェック、加えて信号発生器や周波数カウンタの機能まで付いている、そんな万能テスターです。 AliExpress で "2021 バージョン" と書いてあったので、それだけで何も考えずにポチってしまい…

RF Active Probe 0.1-1500MHz 基板 ③

TG 付きのスペアナで特性を取ってみました。TG 出力:-20dBmRF Active Probe 利得:公称 -20dB 0Hz ~ 1500MHz0Hz ~ 1000MHz0Hz ~ 500MHz1.5GHz までピシッと一直線にはなりませんでしたが、ハムの工作なら十分に使えるレベルになっているんじゃないでしょ…

RF Active Probe 0.1-1500MHz 基板 ②

アルミパイプを使って、市販のプローブ風に作ってみました。こんな感じに、できました。 製作 10φ アルミパイプ DC ジャック(メス) BNC コネクタ 1.5D2V ワニ口クリップ(黒) 熱収縮チューブ アルミパイプの先端をシリコン栓で止めようかと準備してたんで…

RF Active Probe 0.1-1500MHz 基板 ①

ebay で、「RF Active Probe 0.1-1500MHz」の基板を購入しました。rf active probe | eBayオシロスコープに付属されているプローブはパッシブ型のプローブで、被測定回路の動作に影響を与えずに観測できる周波数は、DC から数メガ程度までなんですが、今回 e…

NanoVNA RF Demo Kit ~SMA 基板入手~

前回の続きです。RF Test Board に付いている U.FL 端子は繰り返しの脱着に弱いので、何度か抜き差しするだけで壊れてしまうので、これを SMA 端子基板に交換する試みです。今回の基板は、IMSAI Guy 氏が YouTube チャンネルで公開している SMA 端子基板で、…

NanoVNA V2(SAA-2N)を購入しました

2台目の NanoVNA が到着しました。今回買ったのは SAA-2N という型のもので、ディスプレイは4インチもあります。接栓は N コネ、金属筐体、バッテリは 3,000mAh と、屋外で使うために作られたような仕様です。これなら屋外のアンテナ作業でどんなに雑に扱…

tinySA Firmware Update(v1.1-32-g3c79a47)

ここんとこ tinySA と戯れてます。前回の測定記事に誤りがあったりして(前回の記事は所々修正しています)、新スプリアス規則の理解を深めることに、四苦八苦しております。で、本日は tinySA の Firmware のアップデートについてです。公式サイトに 11/17 …

tinySA で UV-5R のスプリアスを測定してみた

tinySA で UV-5R(中華 V/U 機)のスプリアス測定をやってみました。(スプリアスとは、送信機から発生する目的以外の信号で、妨害を与えることもあるため、まったくないのが理想です。) 驚きの @2,000円 程度という激安で買える、中華の V/U 5W 機。tinySA…

NanoVNA Testboard Kit ~2~

先日の続きで、NanoVNA の測定ジグを実際に使ってみました。 テストボードの試用 コイルとコンデンサで ”LC ノッチフィルタ” を構成して、テストボードに配置しました。(iPhone アプリ RF-Toolbox 使用) 公称値が 10pF のセラミックコンデンサと、330μH マ…

NanoVNA Testboard Kit ~1~

NanoVNA で使う測定ジグの紹介です。バラックで組んだ回路の評価が、丸ピン IC ソケットや SMA に繋いで簡単に行うことができます。 このテスト基板は、AliExpress で 600円程度で購入できます。 パーツばらばらのキットなので、使用前にハンダ付け作業が必…

tinySA 到着

NanoVNA と、瓜二つ。tinySA という、スペクトラムアナライザを買ってみました。 購入先:AliExpress 主な特徴 2.8 インチ、タッチディスプレイ(320 * 240) 2入力▶ LOW → 0.1MHz ~ 350MHz(高精度)▶ HIGH → 240MHz ~ 960MHz(低精度) 分解能帯域幅(RB…

NanoVNA RF Demo Kit(RF Test Board)

今日は、"NanoVNA RF Demo Kit" という、NanoVNA の測定を学習できるボードを紹介します。VNA 測定を学ぼうとする学生さんには、なかなか良い教材になると思います。U.FL - SMA ケーブル(20cm)2本付きなので、このセットだけでボードが使えます。 基板サ…

NanoVNA(同軸ケーブルの長さを測る)

NanoVNA を使うと、同軸ケーブルの長さを簡単に知ることができるんです。 前回の SWR 専用の状態から同軸ケーブルの長さを調べてみます。ここでは、実測値が 1.18m の測定用同軸ケーブル(両端 M コネ)の長さを調べてみました。(実は、これより長いケーブ…

NanoVNA(SWR 測定専用)

私の NanoVNA は、SWR(定在波比)測定に特化したセッティングを施しています。電源を入れた際、画面には CH0(チャンネル 0)のみが表示され、Smith チャートと SWR のみを確認できるようになっています。フィルタの設計や調整などの用途が必要ない場合、CH…

Hantek 2D42 ~ firmware update ~ 

わたしが愛用している "Hantek 2D42" という、オシロスコープ + マルチメータ + 信号発生器の3役をこなす測定器ですが、新しい firmware が公開されていたのでアップデートしました。 アップデートの方法は1年前と同じ要領で、Hantek 2000 のソフトウェ…

NanoVNA のケースを作ってみた

今流行りの NanoVNA のケースを3Dプリンタで作ってみました。やったことは、Thingiverse で STL データをダウンロードして、ただ、印刷しただけですが。。。ストラップが付けられるので、外でのアンテナ調整も安心です!”NanoVNA” で検索したら幾つか見つか…

Hantek 2D42 ~ firmware update ~ 

先日ご紹介した ”Hantek 2D42” の firmware をアップデートしました。 www.jh1lhv.tokyo 公式サイトのダウンロードページにある Fireware を落としてファイル名を確認したら、新しいバージョンになっていたのでアップデートしてみました。 http://hantek.com…

Hantek 2D42(DSO-DMM-AWG)測定器を買ってみた

Hantek のハンドヘルドな測定器を買ってみました。この1台で、オシロスコープ + マルチメータ + 信号発生器 の3役をこなしてくれます。 詳しい情報は Hanteck のウェブをご覧ください。 http://www.hantek.com/en/productdetail_13174.html このシリーズ…

中華 USB テスター(RD UM24C)

パソコンなどの USB バスパワー電源の電圧や電流を測定するときに使う USB テスターですが、Amazon あたりで検索すると安価なものがたくさんヒットするし、もう皆さんもひとつくらいは所有しているんじゃないでしょうか。 今回 AliExpress で UM24C なる少々…

Radio-Kits の RK-SWR を作る

今日もキット製作ネタです。 今回作ったのはイギリスにある Radio-Kits の Digital SWR meter (RK-SWR) で、 1W 以下の QRP から 100W までの送信パワーと SWR をデジタルで表示することができます。 http://www.radio-kits.co.uk/swr_meter/index.htm Fox D…