ハム雑記
前回の記事では、430MHz 帯のような見通し通信において「送信出力を上げても、相手局の S メータは思ったほど振れない」という話をしました。 出力を2倍にしても、S メータの針は1本動くかどうか(+3dB) 出力を4倍にして、やっと S メータが約1〜2本動く(+…
先日の QSO パーティで、 430MHz の見通しの良い直接波で送信出力を上げると、相手局の S メータはどれほど変化するのか と言ったことが話題になったので、今回、具体的な数値を決めて、送信出力と S メータの関係を、以下のようにまとめてみました。 Sメー…
アマチュア無線をやっていると、「いま自分の電波って、どこまで届いてるんだろう?」と思ったことはありませんか? そんなときに強力な味方となるのが Pskreporter という無料 Web サービスです。 自分の信号が「世界中のどこで受信されたか」を地図上で “…
今年からルール変更! JARL QSO パーティのログ提出とステッカー受領方法について お正月恒例のハムイベントといえば、JARL QSOパーティ(NYP)ですね。1月2日から7日までの期間中、20局と交信してステッカーをもらうのが楽しみという方も多いと思います。 …
聖夜の光が包むモールスキー。雪降る窓辺から、JH1LHV より心を込めてメリークリスマス。
先日、日経新聞に掲載されていた『地域支える「夜の公共圏」』(東京都立大学教授・谷口功一氏)という記事を読み、ふとアマチュア無線のことを思い出しました。 記事のテーマは「スナック」です。 スナックと聞くと、少し古い業態のように感じるかもしれま…
ハムフェア2025 を前に、考えたいこと スマホが登場してからというもの、アマチュア無線の世界は少しずつ静かに変化してきました。昔は若い人たちも多く、CQ を出せばすぐに誰かが応答してくれたものです。でも最近は、若い新規参入者はめっきり減ってしまい…
QSL World というサービス 最近、「QSL World」という差出人名で、QSL カードの画像が添付されたメールを受け取った方も多いのではないでしょうか。私の元にも、見覚えのない送信者から QSL カード付きのメールが届くようになり、不審に思って調べてみました…
2025年春にアメリカ・ペンシルベニア州ブリストル(Bristol, PA)で開催された Hamfest の模様が、YouTube で公開されていたのでご紹介します。 www.youtube.com アマチュア無線界の高齢化と「終活ジャンク市」 現在のアマチュア無線界は高齢化が進んでおり…
アマチュア無線好きなら誰もが一度は憧れるイベント、アメリカのハムフェスト。今回ご紹介するのは、アメリカ・メリーランド州オーデントンで開催された「Hamfest Odenton, MD 2025」というイベントの様子を伝える YouTube 動画です。 www.youtube.comこの動…
先日届いた JARL のメールマガジン第462号(2025年4月21日発行)に、今年のハムフェアに関する出展案内のリンクが掲載されていたので、内容を確認してみました。そこで目に留まったのが、クラブ出展のブース使用料です。最も小さな1小間(1.98m × 1.98m)で…
悠仁さま、筑波大学でモールス信号にご興味 ―若き皇族が触れたアマチュア無線の魅力― 春、新しい門出の季節。筑波大学の入学式が行われた4月初旬、秋篠宮家のご長男・悠仁さまが生物学類にご入学されました。戦後の男性皇族としては初めて学習院以外の大学へ…
先日、JARL(日本アマチュア無線連盟)の年会費(7,200円)の自動引き落としが完了し、今年も会員を継続することになりました。実は更新の少し前に、JARL から「今年の会員継続のご意向について」という内容の確認メールが届いていました。その時は「少し考…
かつてのアマチュア無線は、世界中のハムたちと交信し、QSL カードを交換してコレクションを増やしたり、DXCC や各種アワードを目指したりするのが定番の楽しみ方でした。でも最近は、社会環境やライフスタイルの変化、コミュニケーション手段の多様化などに…
今回はアマチュア無線をやっている方なら一度は憧れたことがあるかもしれない「DXCC」アワード取得のお話です。年末に ARRL(American Radio Relay League)の DXCC を申請し、先日ついに手元に届きましたので、受領までの流れや DXCC の概要、そして私自身…
dBμV・dBm 変換表の作成 私の最近のマイブームは 12dB SINAD の測定です。この測定作業を効率的に行うため、「dBμV to µV, dBm, and mW Conversion Table (50Ω)」という変換表を Excel で作成しました。 作成した変換表は A4 サイズで印刷し、ハードケースに…
今回は、東京における平日(金曜)の 145 MHz メインチャンネルの状況について、自作のトラフィック測定プログラムを使って調査してみました。計測条件は、以下のとおりです。(計測条件) 測定期間:2025/01/17 12:00 ~ 2025/01/18 00:00 周波数:145.000 …
約2か月前に注文していた日本アマチュア無線連盟(JARL)の門標板が、ついに我が家に届きました。封筒を開けると、「JH1LHV」のコールサインが刻まれた黄色の門標板が2枚入っていました。実は、以前の記事でもお伝えしたように、私は「JH1LHV」と「JR7FHN…
先日のブログでも触れましたが、私は現在2つのコールサインを所有しているため、JARL にそれぞれのコールサインで門標板を作成してもらうよう依頼しました。 www.jh1lhv.tokyo しかし、JARL からの返答は、「JARL 会員として登録しているコールサイン1つの…
JARL の会員であることから、資格別門標板を注文してみることにしました。私は現在、JH1LHV と JR7FHN の2つのコールサインを所有しています。門標板の価格は1枚750円(送料込み)とやや高めですが、両方のコールサイン用に2枚注文することにしました。最…
ハムフェア 2024で、ICOM が新しい無線機「IC-7760」を発表しました。この IC-7760 は、送受信部とコントローラがセパレートタイプの無線機です。この発表は、私個人としても驚きでした。なぜなら、過去にこのセパレート方式について ICOM に意見を伝えた際…
YL Raisa の YouTube 動画から。 www.youtube.com 私が登録している数々のハム関連チャンネルの中で特に注目しているのが、YL Raisa さんのチャンネルです。先日、彼女が紹介していた RU1A コンテストクラブの動画を見て、その素晴らしさに感動しました。 ww…
アマチュア無線の交信を証明する ARRL の LoTW(Logbook of The World)サービスが、現在 425 時間を超えるシステムダウンに見舞われています。ARRL は 2024年5月22日のアナウンスで、LoTW の交信データは安全に保管されていると発表しましたが、これだけ長…
最近の HF 帯の静けさは、まるで無線機やアンテナが壊れたかのように感じられるかもしれません。これは地磁気嵐が発生しているためで、短波通信が大きく妨げられています。ということで、このような状況を把握するため、当ブログでは皆さんにお馴染みの Paul…
アマチュア無線・・・それは老人のための趣味でも、いいんじゃないでしょうか?定年を迎えると、毎日の生活が一変し、人との接点も自然と少なくなりがちです。そんな中で新しい趣味を見つけることは、充実した日々を送るための鍵となります。特にアマチュア…
友人の JH7VHA 柴田さんのメールから。 JH7VHA 柴田さんからのメール(一部省略&修正) LENNART PETTERSSON & CO HOVERBERG SWEDEN の「縦振れ電鍵」をヤフオクで入手したので紹介します。木台に金属ウエイト、真鍮の機構部、板バネに木製ノブ地元のハムショ…
友人の JH7VHA 柴田さんから、1KW の予備免許が届いたという嬉しいメールが届きました。柴田さんが7エリアの総通局に申請してから、約2ヶ月半が経過して届いたようで、予備免許の有効期間は6ヶ月ですから、この間に工事の落成と検査にパスする必要があり…
近年登場した NanoVNA と tinySA という測定器が注目されています。これらは、数千円程度で購入できる小型の測定器で、スペクトラムアナライザやベクトルネットワークアナライザの基本的な機能を持っています。ところが安価なゆえに入手したはいいけど一度も…
今回は、和文電信で聞く「子ども向けニュース」の効果的な使い方についてお話しします。和文電信の交信では、「暗記受信」がとても大切です。これは、文字を紙に書かずに頭の中でメッセージを理解する技術です。和文電信で会話を楽しむにはこの技術は非常に…
JARL からの「QSLカード発行についてのお願い」を読んで。 私は現在、紙の QSL カードの発行を停止している JARL の正会員です。そこで、皆さんにお尋ねします。JARL がウェブサイトに掲載したこの記事を読んで、どんな印象をお持ちになりましたか? ■ ■ ■ …