JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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無線局免許状の新しい取り扱いルールとは?

長年の友人、JI3AES の北さんから、無線局免許状の取り扱いに関する貴重な情報をいただきました。北さんからは掲載許可もいただいておりますので、みなさんの参考になるように、こちらでシェアさせていただきます。


以下、JI3AES 北さんからの情報です。

あまり外では無線局運用しないかも知れませんが、無線局免許状の扱いがまた変わりましたので参考としてくたさい。

無線局免許状は昔は主たる送信装置のある場所の見やすい場所に掲げ、移動する際には携帯するとされていたのが無線機に免許証票を貼付するのに変わりましたが、その免許証票も廃止になり、今は無線局免許状は船局以外は常置場所に保管しておけば良いことになりました。

そのため外で運用する際にコールサインや免許の効力を疎明するものがなくなり、また、近年はデジ簡も流行ってて職質等でトラブルが発生しているのかこの4月から無線局免許状の画像ファイルをスマホ等に保存して持ち歩くのも法的に有効となりました。

なぜか JARL のホームページでは広報していませんが、参考としてください。

・電波法施行規則の一部を改正する省令(令和5年総務省令第29号)概要省令
 (施行日): 令和5年4月1日
・無線局免許状等のスキャナ保存に係る制度改正のお知らせ 別紙

 

外出時のトラブルを避けるためにも、無線局免許状のコピーをとって、車検証と一緒に保管したり、財布に入れておくのもいいかもしれません。私自身も、この記事を書き終えたら、すぐに移動局の免許状をスマホで撮影して保存しておくつもりです。

情報提供、北さん、ありがとうございます。