JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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エアコン制御 ~2~(温度センサ追加)

先日のエアコン制御の続きです。
部屋がどのくらい暑くなっているか、温度センサを使って外から監視できるようにしました。

 

まず、うまくいかなかったことから。

最初、DHT12 という、I2C で動作する「温度センサ」を試してみたんですが。。。

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こういう形をした I2C な温湿度センサです。

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ANAVI Infrared pHAT のピン配置に合わせて接続替えして、最後に菱チューブを被せました、

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こんな風に I2C ソケットに挿して使おうとしたんですが・・・うまくいかず。。。

「sudo i2cdetect -y 1」では、ちゃんと DHT12 のアドレス(0x5C)が見えるんですが。  

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「sudo i2cdump -y 1 0x5C」で、データをダンプしてみると・・・オール 0xFF。 

Raspberry Pi の I2C はチップの外でプルアップされている!

I2C に割り付けられている GPIO の 2と3 には、1.8KΩ という、それはそれはとっても強力なプルアップ抵抗がぶら下がっていて・・・こ奴が邪魔して(?)ハイ状態をオフにすることができず、すべてのデータでハイレベル( 0xFF)になってるんだろうなぁ~って。

この時 DHT12 以外の I2C デバイスで試してないのでなんとも言えないんですが、そもそものこの DHT12 のドライブ能力が足りてないんじゃないかって。

まぁそういうことなんだろうと勝手に決めつけて、推奨できないことなんだけど、DHT12 の信号ラインと GND の間に 3KΩ を入れてオフ側にゲタはかせてみたものの、結果は同じオール 0xFF だし。

RasPi ってどうして 1.8KΩ という強力なプルアップをやっているのか謎のまま、それならばと、本体に付いてるプルアップ抵抗を強制排除してみるも、やっぱり結果は同じで、オール 0xFF のまま。

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こいつが 1.8K のプルアップ抵抗です。もう要らないので、外しちゃいました。

もう最後の手段、というかホントはこれが正統派?
こういった、電圧レベル変換モジュールを使って、ちゃんとレベルを合わせてやろうかと考えたんですが・・・もう、そこまでしてこの DHT12 と付き合う義理もないしということで、一旦ここで止めることにしました。

確かに、「Raspberry Pi と DHT12」というキーワードでウェブ検索してみても、単線式の DHT11 なモジュールを使った話はたくさん検索されるんですが、この DHT12 の記事が極端に少なかったりするので、「なんか、変だな~」って思いながら作業は進めてたんですが。。。

まぁ、そんなこんなで、
Raspberry Pi と DHT12 の組み合わせはダメだということがわかりました。

ちなみに M5Stack だと DHT12 でも、すんなり動作してくれました。

 

続いて、うまくいった方法です。

RasPi 本体から I2C のプルアップ抵抗(1.8KΩ)を外した状態のまま、秋月電子の I2C 温度センサーを繋いでみたら、ホント、今までのことがまるで嘘のように一発で動作してくれました。
これだから、電子工作ってオモシロイよ。。。ったく。。。

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近頃見慣れた 0xFF 以外のデータがちゃんと受信してます。やれやれです。

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DHT12 のように直接ソケットに差し込めるように配線替えしようかと考えたのですが・・・もう動いたし、これでいいかって。

ただ、この ADT7410 センサなんですが。
湿度が測れないってことが、とっても残念なことで。

なので、そのうち温度、湿度の両方が測れるセンサに交換しようかと。
で、冷房のオン/オフだけじゃなくって、湿度とかも見てドライにするとか、もう少し柔軟に対応できるように変更したり、そんなことを目論んでます。

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部屋の温度が 35.5℃ になってる。。。って、今日はこれでも涼しい方です。
ということで、冷房 ON。

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部屋の温度は 27.5℃ になりました。
こうして、涼しくなった部屋に帰れるので・・・マンモスハッピー!です^^

過去記事の回路図に誤りがありました

昨日頂いたメールで回路図に誤りがあることを発見しました。
もう6年も前の記事になりますが、本日改めて正しい回路図に差し替えさせていただきました。

タクト SW の接続は RA4(pin 3)が正しい接続となりますので、どうぞよろしくお願いします。
(RA3 → RA4 の誤り)

 
SW を押しながらの電源投入で、コールサインを永遠に繰り返すモードに移行するんですが、誤った回路図のままでは、これが機能しませんでした。

www.jh1lhv.tokyo

本記事の回路通りに配線して上手く動かないといった方もおられると思います。
配線チェックなど、貴重な時間を無駄にさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

■ ■ ■

 

掲載前のミスチェックはしっかりやっていきますが、それでもこういうことは起きてしまうと思います。
どうか記事中で気になることがございましたら、簡単で構いませんのでメールをしていただけたら幸いです。

以上、よろしくお願いします。

Raspberry Pi + Blynk で、部屋のエアコンを外から制御できるようにした

仕事から帰ると部屋の中は 37 度越えの熱帯地獄。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

部屋に入ってエアコン付けても、すぐには涼しくならないし・・・
あ~~、アツイ。
こんな状況、なんとかしないと。。。好きなパソコンも触れやしない。。。

と、そんなこんなで、タイトル通り。
外から自宅のエアコンの冷房のスイッチを入れられるように、環境整備しました。

(構成)

  • Raspberry Pi Zero W
  • ANAVI Infrared pHAT(数年前に KickStarter で応援した、IRセンサ、RasPi アドオンボート)
  • Blynk(インターネットから GPIO がコントロールできるサービス、過去記事

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RasPi + ANAVI がピッタリ収まる 3D プリンタの STL データは、
ここからダウンロードできます。

コスト的に考えると、この組み合わせはちょっと贅沢です。

24時間365日で稼働させるエアコン制御専用と考えるなら、
ESP32 + IR センサ + Blynk の構成が正しいんじゃないかって思ってます。
(KickStarter で入手した ANAVI Infrared pHAT を眠らせておくのはもったいないだけだったりします。)

動作させるにあたり、上手くいかなかったこと!

IR信号の送受信を行う Linux のパッケージ、LIRC は使っちゃダメってこと!

最初、IR(赤外線)を制御するため LIRC で色々試してみたんですが、結局、丸2日ハマりにハマり、結局、最後は諦めました。

確かにウェブには「LIRC は問題ありとかで、使わない方がいい・・・」というようなことが、あちこち書いてはあったんですが、とはいっても、「やってる人もいるんだから」と、意地になってやってみたんですが、ホント、連休中がっちりハマりました。。。トホホ。

で、LIRC でやることを止めて、GPIO の制御ライブラリの pigpio で再チャレンジしたところ、もう嘘のようにすんなり。

Raspberry Pi で家電を制御するなら、pigpio を使えってことです。

pigpio ライブラリをインストールして GPIO を設定するだけ。


GPIOの設定

  Pins GPIO
IR LED 11 17
IR Receiver 12 18

 

エアコンの赤外線コードを学習(受信モードに設定して、冷房ボタンを押すだけ)させて、ターミナルから送信コマンドを送ったら、もう簡単にエアコンの冷房が作動してくれました。


参考にしたブログ

qiita.com


ここのブログの記事通りに進めていけば動作させることができました。
(ちなみに、記事中のピン配置は ANAVI Infrared pHAT と同じです。)

続いて Blynk で遠隔制御です。

参考にしたブログ

blog.livedoor.jp


ここのブログの記事を参考にして、BLYNK_WRITE_V10.sh を作成して、Blynk のバーチャルポート V10 に割り付けました。 

BLYNK_WRITE_V10.sh 

#!/bin/sh
python3 irrp.py -p -g17 -f codes light:on


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これで、iPhone にインストールした Blynk からエアコンが制御できるようになりました。
今のところは、ボタン1個で冷房オンするだけです。

 

ということで、最初 LIRC で思いっ切りハマりましたが、結果オーライということで。
これからも暑さは続きますが、これで涼しくなった部屋に入れるようになりました。

こんな程度のことですが、IoT で多少生活も快適になり、なんかチョットだけイイ気分です。

 

3Dプリンタで電子工作の治具を作る ~2~

電子工作をやっていてあると便利な治具などのガジェット。
本日は SMD なチップを整理する時に使う便利なツールを紹介します。

 

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こういう リールの SMD パーツを、

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こういうケースに収める時に使う、あると便利なツールです。

 

Direct Reel Opener


www.thingiverse.com

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こんな形のやつで、
どうやって使うかは、以下の動画をご覧ください。

www.youtube.com
 

わたしもこの動画のように使ってみました。 

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使い方は簡単で、SMD テープをオープナーにセットして、保護ビニルを引っ張るだけです。
 

■ ■ ■

 

今回は、Direct Reel Opener という、便利グッツの造形をやりましたが。。。
リール巻きになったチップは持ってなかったので、その便利さをしっかりと実感することはできませんでした。。。
 




過去に何度かチップの整理については書きましたが、私のように趣味で工作を楽しむものが買うようなチップって、精々 20cm 程度に短冊にされたものだと思います。

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この Direct Reel Opener は、あらかじめ5cm 程度剥がしておく必要があるので、このときチップを無駄にしないように、結局は紙の上で作業することになると思います。


ということで・・・
短冊タイプのチップなら、紙の上にぶちまけてボックスへ流し込むだけで十分で、それがリールタイプなら、今回造形したこの Direct Reel Opener は、超便利なグッツになるんじゃないかなぁ~って思います

 

和文電信で聞く「子ども向けニュース」~2~

子ども向けニュースを和文電信でお楽しみください。

 

〇 1つ目(20wpm、500Hz)

 

〇 2つ目(25wpm、500Hz)

 

ここのブログはサブタイトル通り「和文電信好きなハム」のブログです。
なので、時々こうしてモールスと呼ばれる、トンツ~(ピピ~と聞こえる)音源をアップしております。

短い音の短点と少し長めの長点から構成されるモールス。
文字として聞き取れるようになると・・・もう楽しったらありゃしません!

もうひとつのコミュニケーション手段としてのモールス。
マスターできたら、ほんの少しだけかもしれませんが、今より見える世界は広がると思います。

さぁ、和文電信を楽しみましょう。

 

秋月電子の「お楽しみ袋」を開封した

先日の「Maker Faire Tokyo 2019」で買った秋月電子の「お楽しみ袋」ですが。
早速、開封してみました。

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1袋 500円 です。
 

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袋から、適当に広げた紙の上にぶちまけた状況。

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少し平らにならした状態。

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分類わけして並べてみました。
ぱっと見で、LED とソケット類が多いかな。
同じ値のショットキーバリアダイオードなんて 100 本も入ってました。

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で、この金物は一体なに? ということで、ググってみましたが・・・
やっぱりよくわかりませんでした。

それでも、モトローラ携帯の急速充電器ということと、テレビチューナの補修部品らしいことだけはわかりました。

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蓋を剥がしたら、MT109A、LA75694 という IC が載ってたけど、詳細はやはり不明。

それと、裸の基板2枚。
これには SHARP LZ95G84 というチップが載っていて、これもデータシートを探してみたけど、見つけられませんでした。
すべては、謎のままです。。。

で、この「お楽しみ袋」イチバンの謎だったのが、これ。
写真右下の「うまか棒チョコ」とラベルが貼ってあり、198円と表示がある、こやつです。
これって、一体なんなんだ? ラベルも汚いし、すっごい気になる~~。

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「うまか棒チョコ」をググってみたら、何種類かあるみたいで。
198円と表示があるので・・・下の9本入りの価格表示用としてスーパーとかで使ってたのかな。
右側のセンサーで価格の変更ができそうだし。

・・・とまぁ、こういうわけのわからないものは、将来にわたっても絶対に使うことはないので、ゴミとして処分することに決定です。

それと SMD チップの短冊が何本か入ってましたが・・・
そのほとんどが・・・0201という、それはもうすっごく小っちゃなサイズのやつで。。。
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1円玉と比べても 0201 って、こんなに小さい。

わたしの五感をフル稼働しても、この 0201 にハンダ付けはムリなので。。。
リフローも厳しいんじゃないかな。

ということで、これらの 0201 も、ゴミとして処分ですね。

あと、幾つか入っていた IC。
SOP8 も幾つかあったんですが、刻印見てもよくわからなかったので、これも速攻でゴミ箱にポイ。

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まぁ、この袋で一番の拾い物が、この PIC16C64A-20/P 2個と、AT90S1200A-12PC という今では製造中止になってるものですかね。
(PIC16C64A-20/P は、DigiKey で新品 @650 で売ってるから。これだけで元は取れてる?)

でも、これらはすべて使い古しのジャンク品・・・
どんなデータが書かれているか気になったので、ロムライターでチェックだけはしてみました。

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PIC16C64A-20/P は2個とも同じデータだったんですが、書かれているデータから機器を特定することはできませんでした。


ということで、簡単ではありますが、秋月電子の「お楽しみ袋」開封の巻、でございました。
まぁ、ひと袋 500円 ですからねぇ。。。
最初から「得しよう」なんて、そんなセコイこと考えちゃダメで。

こういうごった煮パーツ袋は、「これってなんなの?」って、調べるところが「楽しい」わけで、最終的にすべてゴミ箱行きになろうとも、それなりに価値があるものなんじゃないかと・・・そう思うようにして、買ってますからね。^^

夏祭りのテキ屋のくじと同じ感覚かな。。。

あ~~、とっても楽しかった。

Maker Faire Tokyo 2019

35℃ を超える猛暑日の2日間。
今年も暑さに負けずに行ってきました、ビックサイト。

いじわるな太陽の暑さと、会場の熱気に包まれながら、
わたしの創作意欲もムクムクと湧いてくることを感じる、そんな2日間でした。Hi

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この2日間で、購入したもの。

  • 秋月電子のお楽しみ袋(MFT2019 用に作った特別バージョンらしい。ほんと?)
  • Sipeed Maixduino(RISC-V+ESP32+カメラ+2.4インチ LCD がセットで @3,600)
  • ABS 用セメダイン(PLA 樹脂 もバッチリ接着できるんだとか。)
  • キートップ(抵抗とかパーツのシンボルがトップにプリントされてます。)


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タダで貰ったもの。
Prusament さんから、PLA と PETG のサンプルを2袋ずつ頂きました。
日本語が堪能な外国人のスタッフさん。丁寧な説明&サンプル、本当にありがとうございます。 

今年も写真だけはたくさん撮ってきましたが・・・整理してアップする気力までは残ってません。

すみません。

会場の様子はツイッターにたくさん流れているので、以下のハッシュタグからその雰囲気だけは伝わってくると思います。

#MFTokyo2019 - Twitter Search

 

来年は、オリンピックがあるため、8月開催じゃなく 10月になるそうです。
中止にならなくてよかった!


■ ■ ■

 

新しい技術にたくさん出会い、いろんなものを持ち帰ることができました。
心に夢を、ありがとうございます。

わたしもいつかは出展する日を夢見ながら・・・
来年もしっかり足を運ばせていただきます。