JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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第66回フィールドデーコンテストに思うこと

皆さん、明日(土曜日 21:00)からはフィールドデーコンテストが始まりますね。

www.jarl.org


新型コロナウイルスの影響が落ち着き、今年の夏はいつものように祭りや花火大会などの大規模イベントが復活し、賑わいを取り戻しているようですね。

さて、ハムにとって夏の一大イベントであるフィールドデーコンテストですが、このイベントが毎年猛暑のさなかに開催されるのは、学生たちの夏休みに合わせるためなのでしょうか。

土曜日から日曜日の15時までの格闘の末、撤収まで考えると、帰宅するのは夜間になるので、仕事をお持ちの方々にとっては、このスケジュールでの参加は難しいと思います。

それで、主な参加者は、学校のクラブ局や、リタイアして地域クラブに所属する方々になるのでしょうかね。学生なら、電源や水、トイレがある学校の設備を利用して比較的楽に参加できると思います。しかし、地域クラブの参加者にとっては設営場所の探索や許可の取得、発々準備やテント設営など、大変な作業が待っています。特に山小屋などを借りることができない場合、コンテストで電波を出す前に体力が尽きそうですよね。

さらに、地域クラブのメンバーが年々高齢化しているため、暑さの中でのコンテストは体力的にも厳しいです。しかし、そんな中でも頑張って参加したクラブは良い成績を残すことができると思います。そして、コンテストのもう一つの大きな楽しみである、アルコールを酌み交わしながらの交流ですが、これだけを楽しむために参加するという方も少なくないと思います。

この暑さを考えると、参加する皆さんには、必ずしも優勝を目指すのではなく、親睦を深めることに重きを置いて、ゆっくりと楽しんでいただきたいと思います。

年齢を重ねた方々が、フィールドデーコンテストで仲間と集まり、楽しむ姿は、本当にうらやましい限りです。熱中症対策を万全に行い、皆さんが楽しく安全にコンテストを終えられますようにお祈りしています。



来年こそは、フィールドデーコンテストに一緒に参加してくれる友達を作って、CQ TEST は忘れて飲み明かせたらいいなぁ~。