下のサイトに公開されている、ロジック IC の良否を判定する "Smart IC Tester" なるものを作るべく、準備を開始しました。
マイコンのベースは Arduino で、Arduino Mega 2560 に 2.4 inch TFT と 20 Pin ZIF Socket が載っているシールドで構成されています。
公開されているスケッチファイルの動作確認
まずは、公開されているスケッチがちゃんとコンパイル、ボードへ書き込みができるのか、そして TFT ディスプレイに文字は表示するのか、手持ちのボードを使って確認しました。
Arduino Mega 2560 に 2.4 inch TFT を載せてスケッチをコンパイル、書き込んで動作を確認しました。
数回ですが関係するライブラリでエラーが出ましたが、最後にはコンパイルは成功してボードへの書き込みも成功しました。
それらしい画面が表示され、タッチペンの機能も動作しました。
専用基板の製作準備
サイトに公開されているような Arduino Mega 2560 用のシールド基板を作るのもいいんですが、過去に製作した Arduino CW Keyer のベースも Mega 2560 pro なので、このベースを拡張させて、新たに基板を作ることにしました。
Arduino CW Keyer のベース(下側)を拡張して基板を作ります。
20 Pin ZIF Socket とマイコン搭載の LED を2個を新たに搭載します。
現在使用中の Arduino CW Keyer のベースに TFT を載せた構成でも、ちゃんとコンパイルが通り動作することを確認しました。
ということで、とりあえずの動作確認は無事終了し、すでに基板も中華へ発注しているので、あとは到着を待って組み立てるだけとなりました。