ハム(アマチュア無線)がモールス交信で使う、電鍵やパドルのリモート運用プロジェクト。
昨日と今日で、Client 側を作りました。

まず最初に、マイコン ESP-WROOM-02 のハンダ付けから。

ピン位置をしっかり合わせて、マスキングテープで固定します。
失敗せずにハンダ付けをするコツとしては、たっぷりフラックスを盛ることでしょうか。

抵抗などのチップ部品は、3Dプリンタで作った治具で固定し、ハンダ付けしました。

スイッチは秋月電子で売ってる背の高いモーメンタリとオルタネイトの穴位置に合わせてあります。
2つの LED もこのスイッチの背の高さに合わせてハンダ付けしました。
チップの片方に少しだけハンダを盛って(仮ハンダ)ピンセットで押さえながらハンダ付けるという方法もありますが、やっぱりこういった治具を使った方が断然取り付けやすいですね。
プログラムの書き込み

プログラムはシリアル通信モジュールを接続して書き込みます。
ジャンパピンを Prog 側に差し替え Reset ボタンの押下で、書き込みモードになります。

基板のシルク表示ミス発見。
- Prog → Boot の間違い(ゆえに、プログラム書き込み時は Boot 側にジャンパ)
- RX と TX が逆(ゆえに、シリアル通信モジュールとの接続は、書いてある通りに接続)
基板側の RX → シリアル通信モジュールの RX と接続
基板側の TX → シリアル通信モジュールの TX と接続
最初、プログラムが書けなくて・・・回路図確かめてシルク印刷のミスに気付きました。
動作チェック

Server 側はとりあえず ATOM Matrix を。
コネクト(サーバとの接続 OK)すると、ATOM の上段と今回作った Client 側の LED が点灯します。

電鍵は HK-808 を接続。

電鍵 ON で ATOM の赤 LED と、今回作った Client 基板の2つ目の青 LED が点灯します。
で、ここまでの動作なんですが。
電鍵操作による遅延はまったく感じないので、なんとか成功したようです。
あと、今日はもうやりませんが、どこまで遅延なく追従するのか気になるので、そのうちエレキーの短点送出で確かめてみようかと思います。