友人の JH7VHA 柴田さんより、ハイモンド社製エレキー「EK-831」に関する貴重な記事をご提供いただきました。
高品質な電鍵で知られるハイモンド社ですが、このようなエレキーも製造していたことは私にとって新鮮な発見でした。柴田さんは経験に基づいた興味深い記事を常々投稿してくださり、大変勉強になっております。
この記事が皆様にとっても、新たな発見と楽しみをもたらすものとなれば幸いです。柴田さん、貴重な情報をありがとうございました。
以下、JH7VHA 柴田さんから頂いた情報です。
HI・MOUND 社のエレクトリックキーヤー「EK-831」です。
ケースやツマミ類のデザインは工芸品クラスです。
外装は、ほぼほぼ真鍮製です。
昔、偉い人の部屋に呼ばれて、いろいろ聞かれて
「どうかね、最近、仕事は？・・・」
その時、ソファーテーブルに置かれていた「シガレットケース」に似ています。
「まあ 一服どうかね チミー」（実際は、シバタ君も1本どうだ？ でした）
たばこ（嗜好）はとうの昔に止めましたが、電信（趣味）は「昔の機械で出ています」
ヤフオクで「電源入らずジャンク扱い」でしたが
LED が基板から外れていただけで、動作は正常でした。
ラッキー。(最悪は、amazon のキット基板を組み込むつもりでした)
LED はガメラカット（多面カット）で光り方が絶妙です。（写真がうまく撮れません）
特徴は
・AUTO と SEMI のモードがあります。
ただしスクイズ操作はできなくて残念です。符号メモリー機能もありません。
・スピーカー内蔵で、モニター音が、とてもいいです。
・モニタートーンを、つまみで連続可変できます。
受信だけで 100W 以上消費する無線機を使わなくても練習ができて、エコです。
・高電圧が掛かる昔の真空管機に対応するために、出力はリレーを介しています。
動作音が「心地よい」です。
このキーヤーは「TS-820」に使用するために買いました。
これで気持ちだけは少年に戻れましたが、外見は「おやじ」のままです。
SEMI モードにすれば、なんちゃってバグキーもできます。
縦振れ電鍵を並列に接続して、三刀流で楽しめます。
中華のメモリーキーヤーが、「柴三郎さん」数枚かで買える時代です。
メモリーキーヤーでは、スクイズ操作も、符号メモリーもできます。
そんな時代に、何を好き好んで、「栄一さん」をばらまいて
古いエレクトロニクスキーヤーを買うんだろう？
「梅子さん」も１枚必要でした。
全ては、ノスタルジックなデザインと、雰囲気を手に入れるためなのです。
いい夢の続きを見ることができました。
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柴田さんの詳細な記事を通じて、ハイモンド社「EK-831」の魅力を存分に味わうことができました。洗練されたデザインと独特の機能を備えたこのエレキーは、まさに時代の結晶と言えるでしょう。柴田さんの深い知見と巧みな表現により、その手触りや音色までもが生き生きと伝わってきます。
記事中で触れられていた「昔の無線機や機器への愛着」「ノスタルジックなデザインへのこだわり」は、多くのハム仲間の共感を呼ぶものと確信しています。最新技術が進化を続ける中でも、クラシックな機器が持つ温かみと味わい深さは、私たちの心を捉えて離しません。
この記事を通じて、「EK-831」とハイモンド社の技術、そして往年の無線機器の魅力を皆様と共有できましたことを嬉しく思います。日頃から貴重な情報を発信してくださる柴田さんに、心より感謝申し上げます。
これからも皆様とともに、アマチュア無線の深い魅力を探求してまいりましょう。
次回の記事を楽しみにしております！
