前回の製作ミスを修正。
外部電源用の三端子レギュレータを 5V(取付けミス)から 8V のものに変更しただけです。
7805 → 7808 に変更。
前回の製作で誤って取り付けてしまった TO-252 パッケージのレギュレータIC 7805 を取り外して、新たに同形状の 7808 を取り付けました。
こういう3点でハンダが盛ってあるような表面実装パーツの取り外しは、ホットエアガンを使うと簡単です。
ハンダ吸取り線でちまちま吸い取ってたりすると、なかなか外れてくれないし、最悪、こねくり過ぎて大事なパターンが剥がれたりと・・・最後には泣きを見ることになるので、ここは素直にホットエアガンを使った熱風攻撃するのがイチバンです。
(SMD パーツの取り外し方)
- 耐熱テープで保護
取り外す 7805 の周辺を耐熱テープを使って保護します。 - フラックスを塗布
3カ所のハンダ部分にフラックスをたっぷりと塗ります。 - ホットエアガンで熱風を当てる
温度を 370℃ 程度に設定して、ハンダの色が光沢のある銀色になるまで熱風を当てる。 - パーツを取り外す
ハンダが完全に溶けたところで、ピンセットを使って摘まみだします。
パーツを取り外した直後。
残った残骸ハンダは、吸取り線でキレイにします。
ランドに再度フラックスを塗って、交換パーツの 7808 を取り付けます。
最後に、基板に残ったフラックスを、フラッククリーナでキレイに洗い流して終了です。
前回のミスは、Mega2560 Pro Mini の Vin 端子に 7~12V の電圧が必要なところに、7805 で5V しか加えなかったこと。
マイコンボードの +5V 端子に 3.7V しか出なかったので LCD が駆動不足に陥り、うす暗くしか点灯しなくて・・・それでミスしたことに気づきました。。。トホホ。
で、今回 7808 に交換して 8V 入力に修正したので、LCD も本来の明るさを取り戻して、はい、このとおり正常に戻ってくれました。