つい最近のことですが、Arduino Pro IDE (alpha preview)という、Arduino IDE のニューバージョンが公開されたようなので、早速使ってみました。
Releases · arduino/arduino-pro-ide · GitHub
コメント欄には、「バグばかりで使いものにならない・・・」といった書き込みも多くて・・・
アルファ版だし、まだ使うの早いかなぁとも思いながらも、まぁいつもの新しモノ好きが発動しました。
なんか将来的にはデバッグ機能も使えるようになるみたいだし・・・(残念ながら、今バージョンには実装なしです。)早めに慣れておくこともありかなぁと、早速ダウンロードしました。
わたしは Window 用の arduino-pro-ide-0.0.1-alpha.preview-windows.zip
を落としました。
で、特にインストーラなんてないので、どこか適当に ZIP を解凍して、Arduino-PoC.exe
をダブルクリックすれば起動できます。
まず、ウイルス検知ソフトのトレンドマイクロが入っている Window 10 で実行してみたんですが・・・なにやら不審なファイルがあるといわれて・・・勝手にファイルがブロッグされたようで、ちゃんと動いてくれませんでした。
アプリは起動しても外にファイルを取りにいってくれないみたいで、開発に必要なライブラリがまったくない、ゼロ状態です。
・・・で、今度はカスペルスキーが入ってる Windows 10 で実行したところ、こちらは何事もなかったように、普通に動作してくれました。
正常起動の状態です。
わたしの環境ではこんな感じに表示されました。
バージョンは 0.0.1 のホントの生まれたてです。
シリアルモニタはこれまでの別ウィンドウじゃなく、下側のタブに表示されるようになりました。
あと、今のところその使い方がまったくわからない・・・アドバンスモードに切り替えられるようです。
デフォルトで M5Stack も選択できます。
ライブラリのインストールも簡単ですね。
M5Stack で進行中のプロジェクトのスケッチがこの Pro IDE でコンパイルできるかやってみました。
いくつかライブラリをインストールする必要はありましたが、最後はちゃんと通ってくれました。
ということで、なにか不具合がでるまでは、この Pro IDE で開発を進めてみようかと思います。
ダークな画面も使えます。
設定はこういうリスト型で、変更はそれぞれの項目の中で行います。
項目が豊富にあるんで、しばらくは意味を調べながらゆっくり弄って覚えていきたいと思います。
以上、備忘録でした。
-------- 追記--------
locales フォルダに ja.pak というファイルがあるんですが、メニューとか日本語化にできるってことなんでしょうか。
とりあえずザックリですが設定項目を調べてみたんですが、それらしい項目は見つかりませんでした。