micro:bit のプログラム作りといったら、最近ではもっぱら mbed を使ってるんですが、Arduino IDE も使えるってことを遅ればせながら最近になって知ったので、早速、環境を整えてみました。
micro:bit 公式が推奨する "MakeCode エディター"や、"Python エディター" なんですが、お手軽に開発できるのはいいんですが、すぐにメモリ不足になって詰んでしまうので、これじゃ使い物になりゃしないと・・・とうの昔に使うのは止めてたんですよ。
ということで、この Arduino IDE を使う方法ですが、もしこれであの忌々しいメモリ不足から解放されるというなら、これからの開発は mbed コンパイルから、 Arduino IDE に環境を変えようかと思ったりしています。
で、ここ2日ほど、仕事から帰って環境整備してたんですが、なかなか上手くいかなくて、さっきようやっと動いて(サンプルのコンパイルと書き込み)くれたので、備忘録を書いときます。
以下、備忘録です
下の adafruit サイトの "Micro:bit with Arduino" を参考に設定等を行っていきます。
https://learn.adafruit.com/use-micro-bit-with-arduino/overview
● micro:bit ボードが使えるように、ボードマネージャに追加します
まず、”Install board and blink!” の "Add NRF5x Board Support" の通りに、micro:bit ボードが使えるように、ボードマネージャに追加します。
https://sandeepmistry.github.io/arduino-nRF5/package_nRF5_boards_index.json
●続いて、各種ライブラリを追加します
”Adafruit Libraries” の通りに、”BLEPeripheral”、”Adafruit GFX”、”Adafruit Microbit” の3つのライブラリをインストールします。
これで基礎設定は終わりですが、これだけではサンプルプログラムが走りませんでした。
で、なんやかんや、やったところ、下の ”HALP!!!” にある、hex ファイルを micro:bit ドライブに入れてファームを置き換えたら、それ以降サンプルファイルが走るようになりました。
もしかすると、これだけではダメで、このページのリンク先にある "Flashing a SoftDevice" の設定が必要かもしれません。(私は設定したのですが、これで上手くいったのかどうかは、今となってはわからないのです。。。)
・サンプル(matrixdemo)を動かしてみた
スケッチ例にある matrixdemo で、LED に文字・記号を表示させてみました。
ボードの設定です。
コンパイルに結構時間が掛かり、そして書き込みが終了。
3パターンだけ GIF アニメにしてみました。
今日はここまでですが、mbed でコンパイルした和文練習プログラムを、この Arduino IDE 用に移植して、micro:bit 公式の Python エディターのようにメモリ不足にならないか検証してみたいと思います。