JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その27~

CW Decoder を試す。

久々に新しいスケッチを落として遊んでみました。

最新バージョンの IDE「ARDUINO 1.6.12」を使ってコンパイルを試みたのですが、前と同じようにエラーが出て、コンパイルは通りませんでした。

  • 最新バージョンの 1.6.12 でも、選択するオプションによってはコンパイルは通るようです。
  • わたしのところでは LCD1602 を使っているので、
      #define FEATURE_LCD_YDv1
    をコメントアウトしてるのですが、どうもこのライブラリを呼び出すときにエラーが発生しているようです。

ということで、前の実験でコンパイルが通った「ARDUINO 1.6.4」まで IDE バージョンを下げてコンパイルすることにしました。

 

Arduino CW Keyer の最新バージョンはこちら。 

github.com

 

この状態で、今回は Arduino CW Keyer の豊富な機能の中から、新たに「CW Decoder」を試してみました。

 

ウェブ情報によると、OZ1JHM 氏が提供している Goertzel アルゴリズムが活用できるようです。これには大いに期待が持てそうです。

 

「keyer_features_and_options.h」 の設定

この2か所のコメントを外します。

 

「keyer_pin_settings.h」 の設定

追加するハードに合わせてピンを設定します。

 

オーディオ入力とインジケータ 

本体との接続は OZ1JHM 氏のウェブに掲載されている通りで大丈夫です。

www.skovholm.com

 

Goertzelアルゴリズムを使用していることもあり、40wpm(欧文、cw mania を使用)まで問題なくデコードすることができました。

そこで、次のステップとしてDecoder機能を追加し、基板化することも検討してみたいと思います。

  

www.jh1lhv.tokyo