JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その40~

3月は何かと忙しくて。。。趣味に没頭できません。。。
arduino cw keyer(Arduino 1284p ボード + cw keyer シールド)の消費電流を測定してみました。

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arduino cw keyer の電源供給は Arduino 1284p ボードのジャンピンで USB シリアルモジュールと外部入力のどちらかを選択できます。

ジャンパピンが外部側なら、USBシリアルモジュールからの5V 出力は断たれるので、ボードへの電源は外部から供給する必要があります。(DC9V)
外部電源使用中にパソコンとシリアルモジュールを接続しても、パソコンのバスパワーでシリアルモジュールだけは生きるので、シリアル通信が必要な cw keyer の各機能はそのまま使用可能です。

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Arduino 1284p ボードで使っている USBシリアルモジュールは、"TZT CJMCU CP2102 MICRO USB" という @100 程度のもので AliExpress で入手しました。
で、このモジュールの仕様をウェブで確認したところ、USB2.0 仕様ということで、取り出せる最大の電流は 500mA です。

話しは少し横道にそれますが、このようなシリアルモジュールをパソコンの USB ポートに接続するする場合、パソコンの USB ポートの規格で流せる最大の電流が決まっているので注意が必要です。(バスパワー)

パソコン側の USB が、

  • 2.0 なら 500mA
  • 3.0 なら 900mA
  • 3.1 なら1A
  • USB Type-Cなら 1.5A
  • USB Power Delivery なら 2A

と、取り出せる Max 電流は規定されています。(電圧5Vの場合)

たとえば、まだまだ主流の USB 2.0 ですが。
仕様書によれば、この 500mA が取り出せるのは、パソコンの USB ポートと USB で接続した外部機器との通信、ネゴシエーションが成立した後であって、パソコンと機器が互いにネゴシエーションしない、単に5V電源として使うような場合は 100mA までと規定されているので注意が必要です。

Arduino 1284p ボードの USB シリアルモジュールがパソコンのデバイスとして認識されていれば、通信が確立するまでの多少のタイムラグを考えても 500mA 近くは流せるんじゃないかと思ってはいますが。。。

まぁどう考えても Arduino 1284p ボード と arduino cw keyer シールドの合計で 500mAを超えることは、まずあり得ないので・・・でも仮に 300mA とか超えるようなら、これは突入電流のことも考えるとパソコンの USB2.0 ポートでの使用は控えるべきでしょうね。

 

それでは、消費電流の測定です


今回の測定では RD UM24C という中華製の USB テスターを使いました。

www.jh1lhv.tokyo


上の写真に写っている黄色い USB テスターは UM34C という、USB3.0 に対応した新しいバージョンのものです。
ただしこの UM34C ですが、bluetooth 対応のアプリが Android バージョンしかないので、実際の測定は UM24C + PC ソフト で行いました。

bluetooth 経由で PC でロギングしました。

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5V 投入で、35mA です。(ただ、電源を入れた状態です。)

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この時の電源側は、0.04A でした。 


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PS/2 キーボードを接続すると、38mA になりました。


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パドルを使って長点だけの連続で、41mA です。

 

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パドルやキーボード操作、メモリなんかをガジャガジャ弄ってみました。
最大でも、43mA 程度の電流です。 


ということで、
この arduino cw keyer(Arduino 1284p ボード + cw keyer シールド)ですが、
パソコンの USB 2.0 ポートに繋いでも大丈夫です。

Arduino 1284p に何か電流食いのシールドでも重ねるようなら、ジャンパを外部に切り替えて対応すれば OK ということです。

 

この keyer だけのことじゃないんですが、基板を譲ってほしいと、時々海外からも連絡が来て。
余分なお金とかいただくのも恐縮だったりするので、こちらからタダで送ってあげてるんですが・・・。
毎回、郵送料もタダというのも・・・何か配布方法を考えたいけど、なかなか。
それに、人様に配布するとなると、それなりに新たな問題なんかもでてくるもので・・・極力、避けてました。
基本的には基板実費分だけで、後の製作に関しては完成まで自己責任で・・・ということなんですが。