JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その34~

Fusion PCBに発注していた基板。
もうずいぶん前に到着してましたが、最近といえば Pythonista ばかりを弄ったりしていたもので、今日の今日まで封も切らずに放置してました。

もう、さすがに中が気になり、開封です。

 

今回設計した基板は、Arduino UnoやMegaでも使えるように、ピン配置をそれらと同じにしています。そのため、最終的にこれらのマイコンで動作確認を行う予定です。

基板が届いたとき、回路図通りに設計されているかピンの導通チェックをしようかとも考えました。しかし、取り付けるパーツの数が少ないこともあり、チェック作業がかえって手間に感じたため、すべてのパーツを取り付けた後に動作しなかった場合に確認することにしました。

もちろん、パーツをすべて取り付けた後で基板に致命的なミスが見つかった場合、修正できない箇所があればパーツごと無駄になる可能性もあります。ただ、最初から一度で完璧に動作するとは考えていないため、こうしたリスクも織り込み済みです。

また、パーツの足の向きが逆だったり、パーツ同士が干渉してしまったりと、組み立ててみないとわからない問題が出ることもあります。今回は試作段階という位置づけなので、ユーザインターフェースも含めて、少しずつ改良を重ねていければと考えています。

とはいえ、最低限のチェックとして、大きめのパーツのピンが基板の穴に正確に収まるかどうかだけは確認しました。これだけは事前に確認しておかないと、ハンダ付けの途中で「パーツの足が合わずに作業終了」という状況になってしまう可能性があるためです。

ざっくりと大きなパーツだけ配置してみました。

 



この時点で、さっそくミスを発見してしまいました。

PS/2 コネクタのシルク印刷で向きを間違えてしまい、ご覧の通り、少し残念な仕上がりになっています。(シルク印刷の枠にパーツがピッタリ収まらず、見た目が微妙です。)

ピンの配置そのものには問題はないのですが、次回の基板発注時にはこの部分を修正する必要があることが早くも確定しました。原因はフットプリント作成時のミスですね。

これから先も、ケーシングを考慮したボタン配置や、操作性・見た目のバランスを取りながら、こうした試行錯誤を何度も繰り返していくことになるだろうなと、ちょっと覚悟しています。でもまあ、そういう工程も含めて楽しんでいこうと思います。

ちなみに、実際のハンダ付けは今週末にやってみる予定です。