連休初日は Arduino CW Keyer のお試しです。
Arduino で Keyer と言ったら、
この K3NG の「Arduino CW Keyer」がとても有名です。
主な特長(一部だけ紹介)は、
- CW 速度は 1 WPM ~ 999 WPM まで調整可能
- 最大6台の送信機を選択しキーング可能
- プログラミング及び USB ポートを介したインターフェース
- パソコンなしでキーボードだけで CW 運用可能な USB、PS/2 インタフェース
- K1EL Winkey 1.0 及び 2.0 インターフェース
- LCD ディスプレイ 使用可能
- 最大12個のメモリ機能
- ビーコン/フォックスモード
- Iambic A モード
- Iambic B モード
- Ultimatic モード
- bug モード
- 周波数調整可能なサイドトーン
- パドル反転
- USB マウスサポート
- CW デコーダー
- QLF モード(ヘボ操作をエミュレーション)
などなど・・・
マイコンチップの AVR に直接プログラムを書き込み組み上げるのが理想ですが、今回は初めてということもあり、ブレッドボードで試してみました。
今回は取りあえず動かして見たかったので、
コマンドボタン用にスイッチを1個だけ取り付け、キーイング回路も省略しました。
A - Iambic A モード
B - Iambic B モード
D - Ultimatic モード
F - サイドトーン周波数の調整
G - bug モード
I - 送信 有効 / 無効
J - 短点、長点の比率調整
N - パドルのリバース切り替え
O - サイドトーン On/Off 切り替え
P# - メモリ登録
S - アルファベット送信
T - チューン モード
V - 速度調整VR 有効 / 無効
W - 速度調整
X - コマンドモード終了
Z - Autospace On/Off
# - 送信せずにメモリを再生
コマンド投入は、
①コマンドボタン(S1)を押す
②コマンド(アルファベット)をキーイング
③コマンドボタン(S1)を押す
これで設定します。
なお、Pコマンドの動作は以下のオプションで変更することができます。
#define OPTION_PROG_MEM_TRIM_TRAILING_SPACES
登録済みのメモリから末尾のスペースを削除します。
#define program_memory_limit_consec_spaces 1
メモリに書き込まれる連続したスペースの数を制限します。
速度調整はコマンドボタンを押しながらパドルの押下でも設定でき、短点側で速度アップ、長点側で速度ダウンになります。
また、外部のボリュームを使って速度調整する場合は、最初にコマンド(V)を送ってあらかじめ設定しておく必要があります。
これだけの動作確認なら 30分 もあれば終了しますが、このキーヤーは高機能であり、全ての機能を試すには長期戦となるため、しばらくは何だかんだと楽しめそうです。Hi
今後は、
- USB や PS2 キーボード(パソコンなし)操作
- メモリ機能
- Winkey エミュレーション
- LCD の追加
など・・・やることが沢山あります。
そして、最後は AVR に焼き直してケーシングです。
さてと・・・
これから、もう少し実験してみることにします。