台風のせいで何処にも出れずに家に引き篭もって自宅警備です。
時間もあるしということで、今日まで大事にしまっておいた、貴田電子設計さんの7メガ CW キットを製作することに・・・。
残念ながら、現在は販売終了のようです。
それでは、
いつも通りに製作過程を写真に収めていったので、その写真をダラダラと掲載していきます。
説明書として、A4 で 12ページ のものが付属しています。
パーツリスト、回路図、そして各ボリュームの配線方法などが図入りで丁寧に説明されています。
基板は乾燥剤と共に一つの袋に入っています。
(部品と基板が一緒だと、運搬中に部品の突起部分が基板に当りパターンを傷つけてしまうので、これは嬉しいですね。)
大陸ものとは違い、IC と OSC は導電スポンジで保護されてます。
(国産らしい心遣いです。)
基板に無駄な隙間もなく、小さくまとまってます。
部品の区分け作業です。
抵抗類は広告の裏に値を書いて並べていきました。
部品を基板に取り付ける時には、もう一度テスターを使って値をチェックします。
ひとつずつチェックしながら丁寧に作業することでキットは必ず成功します。
背の低い部品からハンダ付けの開始です。
私は、IC ソケットからハンダ付けする派(?)です。
クリスタルは基板から1ミリ程度浮かせてハンダ付けする必要があります。
私は、細く切った紙を1ミリ程度の厚さに折り曲げて、その紙をクリスタルの両足の間に入れて3個のクリスタルを浮かせてハンダ付けしました。
リード屑でアースをして、こんな感じになりました。
抵抗とコンデンサの配線が終わったところで一旦休憩。
トランジスタは半導体チェッカでチェックしてからハンダ付けしています。
(チェックすることで、後々の障害探索が楽になります。)
後々のケーシングを考慮し、LCD 接続用のピンヘッダは基板の裏側(下向き)に、そして CN1 にもピンヘッダ(2×13、26P)を取り付けました。
ケースに基板を止める時に長さのあるスペーサを使えば大丈夫です。
(ちなみにキットにはピンヘッダは含まれてません。)
LCD 側の端子もピンヘッダを使い、裏側にソケットが挿せるように配線します。
こうしないと本体基板と LCD が上手く接続できません。
(表同士又は裏同士に接続しないとピンの順序が合わなくなります。)
秋月電子で売っている、両端コネクタ付リボンケーブル(フラットケーブル)を使いました。
ケーブルが長くなるので、取りあえず LCD 側の1番、2番に 0.1μF のコンデンサを取り付けました。
試験ということもありブレッドボードを使ったのですが、こんな凄い配線になってしまいました。
斜めから見ると、こんな感じ。
プッシュスイッチも 4個付けての試験なので配線も大変です。
送信以外の各試験は良好です。
イヤホンからノイズも聞こえるし、ロータリスイッチで周波数も変わってくれます。
プッシュスイッチの各動作も良好です。
受信調整と送信確認(パワーと周波数)については、実際に電波が出せる環境がある東京帰省時にでも実施することにします。
動作確認もできたのでブレッドボードからジャンパ線を綺麗サッパリと取り外しました。
あと、CN1 をピンヘッダにしたので、各配線にハウジングを取り付ける作業が残っていますが、この作業はケーシングの時にでもやることにします。
この先の計画としては、
パワーが公称で1W 以下と小さいので、KEM-LINEAR-HF HF用 リニアアンプ キットも追加して10W にしようかと考えています。
ということもあって、
10W にパワーアップした後の方が必要なケースの大きさも分かるので、今しばらくはこの状態のままペンディングです。
ふう~。
パーツをハンダ付けするより、後半の試験の方に時間が掛かってしまいました。
それにしても、疲れました。。。