<第三の手記_7> 25wpm 700Hz
皆どうやって和文電信を学んだのか。
プロの通信士を養成する専門機関でも実践で使えるレベルの通信術を学ぶことはなかなか難しく、
最終的にはプロもアマも同じで、結局は独学で習得しているのではないでしょうか。
このような状況下において、
『あの人は、元プロだからなぁ~』
と、練習することに対して、な~んにも尻込みする必要はありません。
元プロ、またはプロを目指してるからといっても、その練習方法に特別な違いはないはずです。
ただ言えることは、
プロもアマも関係なく、ただひたすらに、誰よりも多くの時間、「和文を聞き込む」。
これしか上達の近道はないと思うし、そう信じて、私はこうして聞くことを続けています。
今、アマチュア無線で和文を楽しんでいる多くの人が、
自らに鞭を打ち、聞くことに専念して、独学でトンツーを習得したはずです。
ということで、
結局のところ、和文電信の技能を向上させるためには、
独学でさまざまな練習方法を模索して、実際に試し、
そして何年も実践の中で失敗を重ねて、少しずつ体得していく・・・。
和文電信を楽しむって、こう言う事なんじゃないでしょうか。
私の修行もまだまだ続きそうです。