<第三の手記_8> 25wpm 700Hz
ありがちな、和文交信
(A局)CQ CQ CQ ホレ DE A局 A局 A局 ホレ KN
(B局)A局 DE B局 B局 ホレ K
(A局)B局 DE A局 ホレ
こんにちは(今晩は)の挨拶、
QTH、QRA、
RST、
今日の天気と気温、
使用中の無線機とアンテナの紹介、
最後にまた挨拶。
B局 DE A局 KN
(B局)A局 DE B局 ホレ
まずは挨拶、
そして、こちらの QTH、QRA、
RST、
この後は、A局の送信に答える形で、
天気と気温、
無線機、アンテナの紹介、
そして最後に挨拶。
A局 DE B局 KN
(A局)B局 DE A局 ホレ
1回目の送信で定形文は全て送信してしまったので、
QSLの交換を約束(和文局はカード交換を行う局は少ない)し、
ファイナルへと・・・
(B局)A局 DE B局 ホレA局と同じように、ファイナルの送信で終了です。
これは、和文ラーバースタンプ QSO の典型的な例です。
ん~、和文であり1回の交信は長くなりますが、なんか少し寂しい・・・。
たまには、こんな交信はどうでしょう?
(馴染み局同士ならやっていることですが・・・。)
(A局)CQ CQ CQ ホレ DE A局 A局 A局 ホレ KN
(B局)A局 DE B局 B局 ホレ K
(A局)B局 DE A局 ホレ
今晩は
信号は599です、
東京 調布 調布の ◯◯ ◯◯です、
宜しくお願いします
ラタ K
(B局)R
同じく599で、
宮城 仙台 仙台の △△ △△です、
◯◯さん こちらこそ、宜しくお願いします
K
(A局)△△さん R
今日は朝から快晴で、外は30度です、
そちらはどうですか?
(B局)こっちは 朝から雨も風もあります、
温度は25度です
K
(A局)風は強いですか?
(B局)Y(又は ES)
時々、突風があります K
(A局)アンテナは大丈夫ですか?
(B局)何とか耐えてます
ところで ◯◯さんの電波 強いですが ハイパワーですか?
(A局)Y(又は ES)
今、500ワットです HI
(B局)R
コンディションが悪いのに◯◯さんの電波だけが
聞こえていました HI
私は 10ワットです、
無線機もショボイです HI
(A局)R
B局 DE A局 ホレ
無線機は何を使ってますか?
私はヤエスの◯◯です
(B局)R
A局 DE B局 ホレ
アイコムの◯◯で、昔の無線機を使ってます、
まだ使えるので、このまま使っていきます K
(A局)R
家族からブレークがかかりました、
話の途中ですが、これで失礼します K
(B局)R
◯◯さん、また宜しくお願いします、
さようなら
A局 DE B局 TU VA
(A局)R
これから買い物です
今日は有難うございました
B局 DE A局 TU VA
(B局)お気を付けて
TU VA ..
(A局)TU VA ..
(B局).
(A局).
10分に1度程度のコールサインの送信と、掛け合いのような細切れな交信が特徴です。
送受信者の技能が高ければ、一度の送信はもっと短くても大丈夫で、更には最後の K(どうぞ)を打たなくても会話としての切れ間はしっかり分かるので交信をテンポ良く続けることができます。(フルブレークインなら大丈夫?)
このような交信ができるのも、受信技能があってのこと。
ということで、
今日も一人、
太宰を聞きながら、和文修行に励むとします・・・。