JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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M5StickC + UIFlow で morse を鳴らす ~4~

前回記事の回路で実験してみましたが・・・かんばしくありませんでした。
ん~、疲れた。

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ミニブレッドボードに、TwinーT + HT82V739 の回路を作って、まずはオシロで確認です。
HT82V739 は SOP 8ピンのものしか持ってなかったので、ブレッドボードで使うため DIP 変換基板にハンダ付けしました。

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Twin-T 出力は、こんな感じで、キレイなサインカーブ(約750Hz)が出力されました。
ブレッドボードにジャンプワイヤだったりするので、多少ノイズは乗ってます。

出だしは好調だったんですが・・・調子がよかったのは、ここまででした。。。

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最初、小型ダイナミックスピーカを使って実験したんですが、凄く音が小さくて、まったくダメでした。

続いて、表面実装用スピーカ(四角いヤツ)を使ってみたんですが、こっちは多少音は大きくなりましたが、なんかイマイチで。

それじゃぁということで、少し大きなスピーカにもつないでみましたが、思ったほど大きな音にならなくて、ヘッドホンならちょうどイイ感じなんだけど。。。

HT82V739 のゲインは 26dB なので、ホントなら大きな音が出るはずなんですが・・・
外付けパーツも少ないので弄るところもないし。
まぁ色々やってみましたが、期待通りにいきませんでした。

トランジスタ1石のアンプや、エミフォロ入れて低インピーダンスにしてみたり、気になることはやってみましたが状況は変わらずで、おかげでブレッドボードの配線はごちゃごちゃになるしで、ホント、実装的にも悪い方向に進んでるだけで、大失敗でした。

ということで、ここはきっぱりと HT82V739 は止めにして、オーソドックスなアンプ回路の LM386 を使うことに切り替えました。(以下、LM386 の話になります。)

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ボリューム最大だと波形がサチって先頭がつぶれたので、正弦波になる最大のところで止めてオシロで観測してみました。

  • Twin-T の出力 : 192mV
  • LM386(20倍設定): 1.64V

約10倍(20dB)といったところです。
ゲインだけで見れば、LM386 も HT82V739 も、同じ 20倍(26dB)のはずなんですが・・・
HT82V739 では、まったくと言っていいほど、上手くいきませんでした。

で、このキレイな波形の状態でスピーカを繋いでみたんですが・・・
音は大きくなったんだけど、今度はノイズが多いダメ波形になってしまって。。。

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スピーカの種類を変えて試してみるも、ほぼ同じ・・・
正弦波からほど遠いダメ波形のまま。。。

原因はどこに?
ジャンプワイヤのせいなのか。
配線の取り回しが悪くて不安定になり、正帰還を起こして発振してるのか。
ここはいつも通りに、うまくいくと思ったんですが。

電源系のバイパス不足なのかなぁ・・・
パスコンの配置とか・・・
おそらく配線の取り回しのせいで、戻ってきたスピーカ電流が悪いことしてるんだと思います。

信号ラインと GND ライン。
この取り回しに問題があるんだろうと、薄っすら感づいてはいるんですが・・・
Um… 適当に配線できるというブレッドボードの悪い見本みたいになってしまいました。

こうなっちゃうと、ブレッドボードは止めて、信号を扱うならしっかりハンダ付けしなさい、というお告げなのかもしれません。

まぁ、いずれにしろ、スピーカを繋いでキレイな正弦波が出るまで、あれこれやってみたいと思います。

ここ、ちゃんとしないと・・・
こんな状態で中華に基板発注しても、ムダになるだけだから。。。