aitendo で売ってる、micro:bit 用の電池ボックスを使ってみました。
以前、micro:bit の消費電流を調査した時に、結構過大電流なのでボタン電池での駆動は危険なので止めた方がいいと書いたことがありますが、この電池ボックスは単3電池を使う仕様なので、ボタン電池のような心配はなくなります。
それと、この電池ボックスを使ってどのくらいの時間使い続けることができるかというと、micro:bit の動作時の消費電流は 25mA 程度なので、
(Panasonic の資料によれば)
[アルカリ・マンガン] 乾電池の電池容量はどれ位? PZ29060 - 乾電池 - Panasonic
アルカリ電池(1.5V+1.5Vのシリーズ接続)なら、約100時間(終止電圧0.9V)もってくれそうです。
micro:bit + aitendo 電池ボックスで、1日10分 CW の練習をすると、約100時間なので 約600日!!
な、なんと、単三アルカリ電池2本だけで、1年半以上もモールスの練習ができるんですよ。
・・・って、欧文も和文も、符号を覚えるだけならこんなに時間はかからないと思うので、まぁ電池切れになることなんて、ホントのところありえないでしょうね。
欧文練習用と和文練習用の micro:bit と、今回作る aitendo のキットを並べてみました。
キットの中身は、こんな感じ。
同梱品の電池ホルダの取付け穴と基板の穴は合ってないので、最後にボンドで接着します。
電池ホルダを基板に取り付ける時の注意点ですが、プラマイの線が逆になるので、クロスさせて取り付ける必要があります。
micro:bit 本体を取りつけるスペーサは、こんな感じに2段にします。
micro:bit 本体を取り付けて完了です。
右上は純正?のボタン電池駆動の「micro:bit用MI:電源ボード」になります。
今回の aitendo 電池ボックスと、これまでの純正?を並べてみました。
aitendo の電池ボックスと micro:bit用MI:電源ボード の構成は同じなので、そのままボードを交換するだけで、これまで通りプログラムは動作しスピーカから音が鳴動します。
少しガタイはでかくなりましたが、ボタン電池よりアルカリ電池のような乾電池で動かした方が安全だし、それに持続時間も長くなるので、これ、いいんじゃないでしょうか。
■ ■ ■
小学校のプログラミング教育の必修化。
いよいよ今年から始まります。
お孫さんと一緒になって、micro:bit で遊んでみるのもいいと思います。