悠仁さま、筑波大学でモールス信号にご興味
―若き皇族が触れたアマチュア無線の魅力―
春、新しい門出の季節。
筑波大学の入学式が行われた4月初旬、秋篠宮家のご長男・悠仁さまが生物学類にご入学されました。戦後の男性皇族としては初めて学習院以外の大学への進学ということもあり、その一挙手一投足が注目されています。
さて、アマチュア無線を趣味にしている私たちにとって見逃せない話題が、実はこの入学直後のキャンパスでの出来事の中にありました。
今週号の週刊文春(2025年4月24日号)の記事によれば、悠仁さまは新入生向けのサークル紹介イベントにて、様々な団体の活動を熱心にご見学されたそうです。その中でも特に注目されるのが、アマチュア無線クラブ「電気通信研究会」への訪問です。
筑波大学では、新入生歓迎イベントの一環として、各クラブやサークルが教室で活動紹介を行います。悠仁さまは、そのほぼすべてを回られたと現役学生が語るほどご熱心だったとか。そして、その中でも「モールス信号を打つ機械」を特に興味深くご覧になっていたそうです。
モールス信号を前に、好奇心いっぱいの表情で機械を触る悠仁さま。その姿に、電気通信研究会の学生たちは「彼が触った機械は聖なるもの」などと冗談まじりに盛り上がったとか。まさに、和やかで希望に満ちた一コマですね。
悠仁さまといえば、かつて宮内庁の文化祭で自作の信号機オブジェを展示された経験もあり、機械に対する興味は折り紙付き。加えて、高校時代にはトンボ研究にも打ち込まれ、生き物と技術の両方に関心をお持ちのようです。
このように、未来の皇室を担うお方がアマチュア無線の魅力に触れてくださったというのは、私たちにとって大きな励みです。特にモールス信号の世界は、今の若い世代には少し遠い存在になりつつある中で、悠仁さまのご関心が新たな波となり、モールスの魅力が再び脚光を浴びることを願ってやみません。
ぜひ、この機会に多くの方が「アマチュア無線って何だろう」「モールス信号って面白そう」と感じていただければ嬉しい限りです。
若き皇族の手に触れられたパドルが、未来へと語り継ぐ “信号” の一打となりますように。
アマチュア無線クラブの新歓風景(イメージ)