先日、モールスを聞く際に、3段階でホワイトノイズを追加できるように機能を改善しました。今回はさらに、複数のブラウザを利用して擬似的な混信の状況を再現し、実際の受信練習に役立てる方法をご紹介したいと思います。
具体的には、ブラウザを2つ起動し、それぞれでトーン周波数や速度を変えることで、擬似的な混信を作成します。目的は、一つのブラウザから流れるモールスに集中し、正確に受信すること(もちろん、2つ同時に聞き取れる方もいるかもしれませんね)です。これで、混信に強い耳づくりを行います。
最初のブラウザは、お持ちの無線機のトーン周波数に合わせて設定し、2つ目のブラウザは少しずらした周波数で混信用として起動します。更に、3つ目や4つ目のブラウザを追加しての練習も効果的です。
〇 1つ目のブラウザ
Speed → 25wpm
Freq → 700Hz
〇 2つ目のブラウザ
Speed → 20wpm
Freq → 400Hz
複数のブラウザを立ち上げるのは手間かもしれません。その点、今後は一つのブラウザだけで完結できるように改善したいと考えています。
また、フェージングに関しても取り組みたいと思っています。周期的に音量を変化させることで、リアルなフェージングを再現できるのではないかと期待しています。
ということで、アイデア次第でいかようにも練習方法をグレードアップさせることができますので、是非皆さんも工夫していただき、「もっとこういう活用法もある・・・」というようなことを、情報共有していただけたら幸いです。
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ぜひ一度、お試しください。