JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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M5Stack で CW Decoder を作る ~4~

M5StickC Plus で日本語を表示する試みです。

今日は和文モールスの解読表示にカタカナを活用する方法について取り組んでいました。

この作業には、eFont というライブラリを利用させていただきました。しかしながら、現状ではこのライブラリが M5StickC Plus には対応しておらず、コンパイルエラーが出るので、ソースコードの一部を修正し、M5StickC Plus でも動作するように対応させました。

efontM5StickC.h を修正します。
#include <M5StickC.h> を #include "M5StickCPlus.h" に変更

Sample code を実行 
 

文字のサイズを調整したり、改行したりと・・・いろいろやってみました。
フォントが細めであることから、少々見づらさを感じるかもしれませんが、現状のスタイルで進めて参ります。

M5Stack では、TFT_eSPI というライブラリを活用しましたが、その際にフォントデータを microSD に保存しておく必要がありました。しかし、その要件は M5StickC Plus には対応していないため、このライブラリを使うことができませんでした。

それで、今回使用した eFont ライブラリではオンメモリにフォントを格納します。そのため、microSD カードスロットがない M5StickC Plus といったマイコンにも適用可能です。これはまさに、M5StickC Plus ユーザーにとって朗報のライブラリと言えるでしょう。

ということで M5StickC Plus ですが、マイクとブザーが標準装備されており、さらにバッテリーまで内蔵されています。これらの特徴から考えると、ハムがモールスを楽しむためのツールとして、現時点では M5StickC Plus が最強のマイコンであると思います。

どうでしょうか?