M5StickC Plus を CW Decoder にして、和文モールスを解読します。
先日の日本語表示もうまくいったので、今日は和文も解読できるようにプログラムを修正しました。
解読する和文は Learning Morse で作成します。
パソコンのディスプレイから聞こえる音を拾って解読させました。
〇 20 wpm
最初の文字(”ア~オ”)の5文字が抜けた以降は、すべてミスなしで解読しました。
ちなみに、A ボタン(M5 って書いてるところ)で、欧文と和文が切り替えられるようにしました。
〇 25 wpm
この速度でも最初の5文字が抜けた後、すべてノーミスです。
〇 30 wpm
この速度も、同じ状況です。
〇 35 wpm
驚くべきことに、速度が35 wpmというかなり速い状態でも、最初の5文字を見落とした後は、全くミスすることなく進行できました。
M5StickC Plus の内蔵マイクの感度が素晴らしいためか、スピーカから 30cm 離れた場所にバッテリー駆動で置いてみても、ミスなしでしっかりと解読してくれました。
Arduinoマイコンと比較して、ハードウェアの性能が飛躍的に向上していることから、それに見合ったパラメータの設定を上げることが可能になりました。これが解読率の向上に寄与しているのかもしれませんね。
ただ、現在のプログラムでは、最初の解読に約5文字のウォーミングアップが必要です。これは今後、改良の余地があると考えています。
そんなわけで、モールスを解読するという目標については、それなりの成功を収めたと自負しています。