JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その36~

新たな基板も届き、サクッとパーツをハンダ付け。
前回のミスは修正されているはずなんだけど・・・さて、どうかな。

最近のマイブームは、ブラック基板。

1206 サイズの少し大きめのチップですが、マイクロスコープを使って確認しながら作業しています。

ハンダ付けするパーツが少ないので作業はすぐに終わってしまいました。

最後に LCD モジュールを取りつけて完成です。

横から。

斜め上から。

起動時の K3NG メッセージも良好です。

前回のミスは修正されているか

①ポテンショメータのフットプリントの端子番号ミス ⇒ OK

VR を時計方法に回してモールスが速くなることを確認しました。

 

②ミニ DIN ソケット(mini Din6)の端子番号ミス ⇒ OK

PS/2 キーボードを接続して動作することを確認しました。

③ミニ DIN ソケットがシルク印刷の枠にピッタリ合わない ⇒ OK

シルク印刷の枠にピッタリ合うことを確認しました。

 

④3.5mm 小型ステレオミニジャックの端子番号ズレ ⇒ OK

Tip、Ring、Sleeve のピン配置が正しいものになり、一般的なステレオケーブルが使用できることを確認しました。

 

⑤基板の LCD 取付け穴と、LCD モジュールの四隅の穴が微妙に合わない ⇒ OK

基板と LCD モジュールの穴がピッタリ合うことを確認しました。

 

その他の確認


パドル操作のモールスに合わせて赤 LED の点灯と音が鳴動し、LCD に文字が表示することを確認しました。

CW デコーダー機能も良好で、オーディオ信号に合わせて青色の LED が点灯し、LCD 画面にはデコードされたモールス信号の文字が正確に表示されることを確認しました。

さらに、各種コマンド操作やメモリ機能、送信機の切り替えなど、思いつく限りの機能を一通り試してみましたが、特に問題は見つかりませんでした。

実際に FT-950 のキージャックに接続し、試験電波を送信してみたところ、回り込みも発生せず、正常に動作することを確認できました。

ということで、今回の基板には機能的な問題は見つかりませんでした。ホッ。
 

今後の予定


今回の CW Keyer シールドと同じ大きさの ATmega 1284p ボードを作りたいと思っております。

写真左にある ATmega1284p を搭載した Arduino 互換機を作る予定です。

まずは、このベースになる ATmega1284p 基板を作成します。
その後、2枚のボードをスタックしてみてからケースへの組み込みを考えるつもりです。

ただ、ケースのことを考え始めると、最初から作り直しになるんじゃないかという嫌な予感がします・・・それに、何度も試行錯誤を繰り返すことになりそうで、少し怖い気もします。

構想段階でがっちり仕様を固めているわけではありません。(でも、そこが趣味の醍醐味ですよね!)
まぁ、思いつくまま気長にやり直していくのも、また楽しいものです。

正直なところ、ケースについてはあまり深く考えていなくて・・・裸のままでもいいんじゃないかと思っています。