JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

スポンサーリンク

uSDX V1.02 の製作 -4-

基板のハンダ付け作業に入りました。

今日は、この uSDX V1.02 基板のパーツの中でも特に小さなチップ、2個を取り付けて終わりです。
 ・FST3253 の互換品 SN74CBT3253C(SOIC16)
 ・Si5351A(MSOP10)

f:id:JH1LHV:20220213104410j:plain

今回の製作では Si5351A モジュールは使わないので、基板に直接この小さな MSOP チップをハンダ付けします。

ちなみに、

f:id:JH1LHV:20220213104758j:plain

このようなワンパッケージ化されている Si5351A モジュールを取り付ければ、単品の MSOP チップの Si5351A をハンダ付けする必要はありません。(モジュールは 1,000円程度で購入可能です。)

 

SN74CBT3253C(SOIC16)、Si5351A(MSOP10)の取り付け

こういう小さなチップをハンダ付けする方法として、ホットエアガンやステンシルを使ったリフローなどいくつかの方法がありますが、今回製作する uSDX 基板のチップパーツは2個だけで、しかも 0.5mm ピッチの MSOP パッケージは Si5351A ひとつだけなので、もうあれこれ考えるのは止めにして、手っ取り早く、手ハンダでやることにしました。

f:id:JH1LHV:20220213105004j:plain

あらかじめ、ピン全体にフラックスを施し、予備ハンダをしておきます。

f:id:JH1LHV:20220215083353j:plain

基板のパターンへも、フラックと予備ハンダを施しておきます。

f:id:JH1LHV:20220213105032j:plain

Si5351A のピッチは 0.5mm と非常に狭く、手ハンダではブリッジしやすいため、デジタルスコープを駆使しながら、細心の注意を払いハンダ付けしました。

もうひとつの SN74CBT3253C の方は、パッケージが SOIC と Si5351A の MSOP に比べてピッチは広いので、ハンダ付けは難なく終わりました。

で、ちゃんとハンダ付けができたかどうかなんですが、これは ATmega328P のマイコンや電源周りのパーツをハンダ付けした後にでも確認してみます。

まぁ、導通チェックだけはやりましたが・・・大丈夫のようです。