基板のハンダ付け作業に入りました。
今日は、この uSDX V1.02 基板のパーツの中でも特に小さなチップ、2個を取り付けて終わりです。
・FST3253 の互換品 SN74CBT3253C(SOIC16)
・Si5351A(MSOP10)
今回の製作では Si5351A モジュールは使わないので、基板に直接この小さな MSOP チップをハンダ付けします。
ちなみに、
このようなワンパッケージ化されている Si5351A モジュールを取り付ければ、単品の MSOP チップの Si5351A をハンダ付けする必要はありません。(モジュールは 1,000円程度で購入可能です。)
SN74CBT3253C(SOIC16)、Si5351A(MSOP10)の取り付け
こういう小さなチップをハンダ付けする方法として、ホットエアガンやステンシルを使ったリフローなどいくつかの方法がありますが、今回製作する uSDX 基板のチップパーツは2個だけで、しかも 0.5mm ピッチの MSOP パッケージは Si5351A ひとつだけなので、もうあれこれ考えるのは止めにして、手っ取り早く、手ハンダでやることにしました。
あらかじめ、ピン全体にフラックスを施し、予備ハンダをしておきます。
基板のパターンへも、フラックと予備ハンダを施しておきます。
Si5351A のピッチは 0.5mm と非常に狭く、手ハンダではブリッジしやすいため、デジタルスコープを駆使しながら、細心の注意を払いハンダ付けしました。
もうひとつの SN74CBT3253C の方は、パッケージが SOIC と Si5351A の MSOP に比べてピッチは広いので、ハンダ付けは難なく終わりました。
で、ちゃんとハンダ付けができたかどうかなんですが、これは ATmega328P のマイコンや電源周りのパーツをハンダ付けした後にでも確認してみます。
まぁ、導通チェックだけはやりましたが・・・大丈夫のようです。