SMD パーツを使って小さく作り直した RasPi 電源コントローラ基板ですが・・・
MOS FET のピン番号を間違っちゃって・・・ゴミ箱行きの基板へと変身してしまいました。。。
このミスってしまった PCB なんですが、面取り(Vカット)して1枚でも多く基板をゲットしようなどと、そんなセコイことばかり考えていたからで・・・せっかち&貧乏性はこれだから。。。
ホント、反省してます。
結局最後はこうして間違っちゃって、すべての基板を無駄にするという・・・
これって、セコイ人間が陥る「あるあるネタ」なのでしょうか。。。_| ̄|○
今回のミスは、Nch MOS FET のピン番号を間違えたことで。
これが正しいドレイン、ゲート、ソースのピン位置なんですが
これを何をトチ狂ってしまったのか、ドレインをソースに、ゲートをドレインに、そしてソースをゲートに・・・3本足の全てを間違えてしまいました。
回路図中のパーツのピン番号とフットプリントの関連付けは KiCad の CvPcb(コンポーネントとフットプリントの関連付け)を使ってやるんですが、この時、基板に取り付けるパーツの形状と基板のピン位置が実際に合っているかいつもなら確認するんですが、この大事な作業を失念してしまったようです。
頭では重要な確認事項の一つと意識していたのですが、今回ばかりは V カットにすべての意識が行ってました。
で、原因追及で FET のピン間違いに気付くのに随分時間が掛かってしまいました。。。
最初に作った基板がちゃんと動いてくれたので回路的なミスはないと。
それに、ピン番号が間違ってるなんてサラサラ思ってませんから。
SMD さえちゃんとハンダ付けできれば、あとはしっかり動いてくれるだろう、って気軽に考えちゃいますよね。
電源入れて SW を押したら LED が点灯するはずが・・・しないし。
「こりゃあ、ハンダ付けでミスったか」と、チップ部品のハンダ面をデジタルスコープで確認してみたり。
こちらとしては、パターンミスなんてしてない前提ですから。。。
ホント、最後の最後になって、仕方なく回路図と PCB のパターンを照合してみたところ・・・MOS FET のピン番号が間違っていたことが分かりました。
Oh my God !
上手くいくはずだったのですが・・・FET のピン位置を間違えるとは。。。トホホ。
教訓。
フットプリントが正しいなんて思うな。
必ず使うパーツの足を実際に調べてパターンを描くこと!
基板が到着してからパターンチェックしたって意味ないし。
発注クリック前に、「一旦深呼吸して、最後にもう一度チェック!」これ、忘れずにやらないと、あとで必ず痛い目にあうから・・・と、肝に銘じた今日この頃です。
ということで、散々な目に遭いましたが、
ホント懲りずに(笑) Pcbnew で基板を修正して、もう速攻で(舌の根の乾かぬうちに、こういうとこだぞ!) Fusion に新たな PCB を発注しときました。
春節だというのに。。。何時になったら届くやら。。。