mcHF 関連の YouTube を観てたら CW decoder 機能が追加されたようで。
早速アップデートして試してみました。
何時からこの機能が追加になったのか不明ですが、
現時点の Firmware のバージョンは v2.5.122 (2017/10/14) が最新のようです。
設定は、[CW Mode Settings] --> [CW decoder enable] を ON するだけです。
モールスの長短符号がインジケータ(赤LED)と同期するように周波数を調整すると
LCD の中段付近にデコードした文字が流れだします。
(画面中の文字はノイズをデコードしている状況を示しています。)
実際に操作した感触ですが、コンデションも悪いこともあったけど、とってもシビアな感じ。
信号が強くて、音色も綺麗じゃないと誤読も多いし・・・これ、使えないかな。
この機能は、まぁ遊び程度ということで、
やっぱりモールスは人の耳で聞いて頭で復号するに限ると実感させられました。
ちゃんとデコードしている様子なら、
下の HamRadioConcepts チャンネルの動画が参考になると思います。
それで、CW decoder のソースを見ると、
TF3LJ / VE2LJX(Loftur E. Jónasson 氏)の GPLv3 を使っているみたいで、
信号処理としては CW decoder では一般的な Goertzel Algorithm を実装しているみたいです。
(Jónasson 氏のコメントによると、この論文を忠実に再現しているそうです。)
デコード時の config に書かれている、パラメータを抜粋しておきました。
まぁ、結局のところ、
RS-918SSB(mcHF) 本体でデコードしなくても、
まだ試したことはないですが、SDR なんだから CW Skimmer とか使うのがベストなような気がします。