USB マウスがパドルの代わりになるのでしょうか。
今日は、その実験です。
前準備ですが、
スケッチから以下の行のコメントを解除し、
#define FEATURE_USB_KEYBOARD
#define FEATURE_USB_MOUSE
「USB Host Shield 2.0」を 本体とシールドの間に挟み込みます。
★注意点★
これらの機能を活用しようとすると、メモリ不足が発生してしまいます。そのため、Winkey やメモリ機能を無効に設定する必要があります。
マウスの左ボタンで、短点。
右ボタンで、長点が送出できます。
実際に使ってみた感想としては、速い速度で符号を打つ際にマウスボタンの追従性が低く、短点と長点の切り替え時にスクイズ操作がうまくできず、ぎこちない符号になってしまいました。
もしマウスボタンの感度や間隔を調整できる機能があれば、高速な符号でも対応できるかもしれません。ただ、私が使ったマウスの場合、20 WPM(単語毎分)が限界のようです。
マウスをパドルの代わりに使う方法は、高速操作にはあまり向いていないようですが、速度を落とせば何とか実用可能だと感じました。
また、ワイヤレスマウスを使えば、離れた場所から送信することも可能になります。ただ、果たしてそのような状況がどれほど求められるのか、少し疑問です。
結論として、現状の「マウス・パドル」は私にとって必要なものではありませんでした。
最終的には、Winkey とメモリ機能を使えるように、スケッチを元に戻してしまいました。やはり従来の操作性にはまだ一歩及ばないようです。