JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

スポンサーリンク

【情報受領】各電鍵のインプレッション

友人の JH7VHA 柴田さんからの情報です。

柴田さんより、電鍵に関する深い知識と豊かな経験を基にした貴重なインプレッションをお寄せいただきました。この度は、ご投稿いただき心から感謝申し上げます。当ブログへお越しくださる皆様にとっても、柴田様の専門的な洞察が光るこの記事が、大いに参考になることと思います。

JH7VHA 柴田さんから頂いた情報

今日は、これまでに掲載していただいた各電鍵のインプレッションです。



ブログ掲載日順に左から

① 旧日本海軍の飛行機用電鍵で
す。
www.jh1lhv.tokyo
アルミのケースにエボナイトの台、機構部は艦上での錆対策か、ニッケルメッキされた真鍮と思われます。反発はコイルスプリングです。徹底した軽量化が計られており 790g と、この中で1番軽いです。ただし、本来は上部カバーケースが有って完全形ですので、海軍からの命令は総重量 1Kg 以下だったのでは?と想像しています。飛行機内での操作性を優先していると思われ、打鍵感覚はあまり良くなく「タタタタ」

② 右隣 HI・MOUND HK-808です。
www.jh1lhv.tokyo

大理石の台に機構部にはボールベアリング、反発はスプリングで重量は 1075g、ノブの高さがこの中で最も高く、正確な打鍵が可能です。打鍵感覚は、石をたたいた「コツコツ」
③ その右隣はパドルです。
www.jh1lhv.tokyo

40 年ぶりに操作しました。イタリア begali (ベガリ) 社の sculpture (スカルプチャー:彫刻) ステンレスボディーにマグネット反発、フィンガーはカーボン製、見た瞬間 Countach (カウンタック:なんじゃこりゃー) 重量は 1380g でどっしりとしていますが、私は下手くそなので、滑り止めマットが必要です。操作感覚はとてもエレガントで「チチチチ」

④ 次に右隣は、スウェーデンキーと呼ばれていたものです。www.jh1lhv.tokyo

マホガニーの台に真鍮の機構部、反発は板バネで、重量は 880g、板バネがベアリングの役目をしていて、その支点からノブまでの距離が長く、高速打鍵が可能です。木の机の上に固定して使用するためのネジが付属されていたのですが、固定はしていません。打鍵感覚は「カチカチ」

⑤ さらに右隣は、sculpture arrow(スカルプチャー アロー)です。
www.jh1lhv.tokyo

削り出しボディーにドラゴンのマーク・コールサインが彫刻されます。反発は磁石で、重量は1番重く 2.2kg、アームが長く下側にカーブしていて、ノブの高さがこの中で最も低く、肘をついても打ちやすいです。打鍵感覚は「ドドドド」

⑥ いちばん右は HI・MOUND HK-803 です。
www.jh1lhv.tokyo

プスチックの台に黄銅(真鍮)の機構部、反発はU字型のバネで、重量は 1480g、ゆっくりした打鍵にぴったりで、打鍵感触は 808 の真逆「ボヨン ボヨン」

以上、まだ勉強中のため、単純なファーストインプレッションにとどめます。

 ● ● ● 

妻に SOS を教えて打ってもらったら、「スカルプチャー アローが1番いい」と言いました。スウェーデンキーと、どっちか迷っていましたが、理由を聞くと、「どっしりしていて、マークがかっこいいから」ということでした。さすが Lady 見た目も打鍵感覚には、重要だと分かりました。

これら全ての電鍵は、ユーザーのニーズ、設計者のこだわり、会社の戦略等が詰まった最高の製品です。それぞれが、各オペレーターにとって最高の相棒になると想います。

個人的には ④ スウェーデンキーの打ち心地が1番好きです。妻から、808 は「棒が短くて打ちにくい」と言われました。忖度ないなー。思いでの電鍵なんだけどー。でも、正直だなー。そのインプレッションはとても参考になります。

今後とも勉強して、インプレッション、メンテナンス方法、新発見等をレポートしていきたいと想います。

 

■ ■ ■

 

この度は貴重なインプレッションを共有していただき、誠にありがとうございます。各電鍵の特徴を詳細に説明していただき、非常に興味深く拝読しました。特に、各機種の打鍵感や重量感に対するご意見は、モールスを愛するハムにとって参考になることでしょう。

また、奥様の視点からのコメントも魅力的です。見た目と機能性がどのように影響するかを考慮することは、私にとって大切な学びとなりました。

今後も JH7VHA 柴田さんのインプレッションや発見を楽しみにしております。どうぞこれからも、電鍵の世界の深い知識と体験を共有してください。

心より感謝申し上げます。