友人の JH7VHA 柴田さんから、ハイモンド社の縦振れ電鍵(HK-803)を手に入れたというメールが届きました。今回もその素晴らしい電鍵をブログで共有させていただきました。
JH7VHA 柴田さんからのメール
縦振れ電鍵(HI・MOUND HK-803)を購入しました
HI・MOUND HK-803 です。
秋田のハムショップに行ったら中古で出ていたので衝動買いしちゃいました。
取説は HK-802,803,804 等共通です。
機構部のつまみ(ボールペンの先)を 90° 回すと、
ロックが外れ、スプリングの力で、ロッドが接触して送信状態になります。昭和レトロです。
反発は U 字型のバネが2つあり、強さは真ん中のつまみで調整します。
接点間隔は左(奥)側のつまみで調整します。
以前に紹介したスウェーデンキーに構造が似ています。
分解清掃してみました。
左(下)から固定ネジ、プラスチック製台底、プラスチック製ウエイトカバー、鉄製ウエイト、
真鍮製台座、真鍮製機構部、ノブは前後に移動できます。1番長くしています。
見た目からは想像できない、とても柔らかい打ち心地です。
次回は、これまでに紹介した電鍵6個について、比較インプレッションをしてみますね。
HK-803 一式
HK-803 取説
HK-803 ロックつまみ
HK-803 ロック接点
HK-803 分解
電鍵全部
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ハイモンド HK-803 の購入、おめでとうございます。本メールを拝見するまで、ハイモンドで手作り電鍵を作っていたことは知りませんでした。
中古品で見つけるとは、なんともラッキーなことだと思います。
取扱説明書が HK-802、803、804 のモデルで共通であるとのこと、大変貴重な情報です。可能であれば、この詳細な電鍵の設計図を PDF 形式で提供していただけないでしょうか。電鍵の構造を理解する上で、非常に役立つ資料となることは間違いありません。
また、機構部の説明もありがとうございます。90° 回すロック解除機構や、スプリングの力で送信状態になる設計は、確かに昭和レトロな雰囲気を感じさせますね。U 字型のバネによる反発力の調整や、接点間隔の調整機能も興味深いです。
分解清掃をされたとのこと、大変だったでしょうが、その努力があってこそ、長く愛用できるものです。見た目からは想像もつかない柔らかい打ち心地にとのことで、興味深く感じました。
次回の電鍵6個の比較インプレッションについての話、楽しみにしています。その詳細な分析を聞くのが待ち遠しいです。お手入れの方法や、使用感の違いなど、具体的な情報があれば、さらに参考になると思います。
また何か新しい発見があれば、ぜひ共有してください。
それでは、またのメールをお待ちしています。