JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

スポンサーリンク

欧文 CW(ローマ字)による交信の難易度

以前、私が「金太郎」の物語をローマ字に変換した音源を公開したことがありましたが、欧文を使ったローマ字の交信は難しいという結論で終わりました。



欧文を使って 599BK 以外の情報交換を行う場合、相互に英文での交信が求められます。ただ、ここで注意すべきは、単に読み書きができる程度ではなく、スムーズに自分の思いを英文に表現できるレベルが必要ということです。つまり、それはある種の通訳スキルを必要とするとも言えます。

この観点から考えると、モールスを使って会話を楽しむ、また情報交換を行うためには、和文を身につけるほかないと考えます。

そもそも欧文を使う状況を想像すると、それは SSB では難しい海外との交信で、「CW だから地球の反対側に住むハムと交信ができた」といった、電波伝播の実験的要素が強い DX 局との通信が考えられるでしょう。そして、これらの状況ではほとんどが 599BK  の交信になります。

こういう欧文を用いた運用で、国内の局同士が自由に会話することは非常に少ないのが現状です。

さらに、ローマ字を駆使して意思疎通を試みるとなると、これは一種の挑戦であり、応じてくれる相手を探すだけでも難しいと思います。ですから、私の結論としては、モールスを使って 599BK 以外の情報交換を行うためには、やはり和文を学ぶことが一番の近道だということです。

さぁ、モールスで会話を楽しむため、和文を始めてみませんか!


f:id:JH1LHV:20210127210201j:plain
和文電信の習得は、こちらのバナーリンクをご活用ください。

 

ちなみに、本日、7月29日は「アマチュア無線の日」です。
お祝いしましょう、カンパーイ!