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ソニーとホンダが新しい電気自動車の会社をつくった
Speed: wpm
Frequency: Hz
(文字間)
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Position: Letter
※ カナ文字中のアルファベットは、和文の下向きカッコ、上向きカッコを使って囲んでいます。(ハムの慣習)
※ ∟(段落)は、読み飛ばしています。
ニュースソース:NHK NEWS WEB EASY
外国人や小中学生に向けた、わかりやすい言葉でかかれたニュースです。
モールス送信修行中
ハムの通信術の試験に実技試験があった頃、電鍵で打鍵したモールス符号を ”モールス印字機” という代物を使って試験官が厳しくチェック、そして合否が決定されました。
(ネットからの拾い画像)
ロール紙に印字されるモールスの短点、長点がちゃんと 1:3 になっているのか、はたまた文字間隔は既定の長さになっているのか、などなど・・・印字されている線の長さが不揃いだったりすると、「こんな汚い符号を電波で出されたらたまらない」とばかりに、品位という採点項目でがっつり点数は減点され、場合によっては誤字としてカウント・・・ついには「また、次、ガンバって下さい!」と、ねぎらいのお言葉と共に引導が渡される。
そんな厳しい試験をパスしたものだけが、モールスという高尚な遊びで交信できる・・・・
そんな、優越感がありました。
当時といえば、それはそれは美しいモールス達がバンドを賑わしていました。(ホンマかいな?)
ところが今はそういう実技試験もなくなり、筆記試験さえ合格すれば申請だけで立派な CW の免許状は手にできて、免許制度の問題だけじゃありませんが、「ん・・・今、なんて打ったんだ・・・」と、首をかしげる符号を耳にすることが、あの時代に比べて多くなったような気がします。
昨今はエレキー使いが多いこともあり、符号の長さはバッチリ 1:3 で送信できるので、あとは符号と符号がくっつかいないように気を付ければいいだけなので、まぁなんとかなりますが、タテやバグキーのストレートキー、特にバグキーは曲者で、このじゃじゃ馬を飼いならすのは結構骨折りで、CW 交信に相当慣れた後に触らないと、大やけど・・・「バグキーだから 1:3 にならなくていい」は大間違いで、CW デコーダでちゃんとデコードする符号がたたけないと失格で、これが当たり前にできるようになって、そして経験を重ねることで、あのバグキー特有の ”味のある符号” とやらが、うっすら身に付くようになるんだと、そう信じている。
これは書道でいうところの楷書と同じで、「楷書で正確に書けるようになってから、行書や草書にいける」みたいな、そんな感じと似ている。
文字を覚えて最初から草書なんて書けるわけないし・・・それは、ただの読みにくい汚い文字。
1:3 のモールス(楷書)を正しくたたける(書ける)ようになるには、やはり修行は必要で。
未熟なわたしは、今日も独り寂しく CW デコーダが表示する文字とニラメッコ。
さぁ~て、Netflix の視聴は止めて、送信修行をするとします。
www.jh1lhv.tokyo
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それでは今宵も素敵な和文ライフをお過ごしください。