先日 3D Print した QCX ケースの表面をヤスってみました。
この写真は、QCX 基板本体を収めた最終的な状態のものになります。
ケース真ん中あたりに斜めに積層模様が見えますが、これは消せませんでした。
ただ、指先でなぞっても凸凹感はまったくなくツルツルしているので、これは塗装で分からないようにできると思いますが、今のところプラモ塗装用の道具類は一切持ち合わせていないので、今回は塗装せずに QCX 基板をケースに収めました。
塗装関係は、今後の課題とします。
とりあえず、今回使用した研磨工具を紹介しておきます。
- PROXXON ペンサンダー(No.28594)
電動で左右に振動し研磨するという、プラモ研磨に特化したツールです。
ペンサンダー専用の紙やすりは結構高いので、私は一般的な紙やすりを先端の形に切り取り、それを貼り付けて使ってます。 - 耐水ペーパー
どこで購入したか忘れました。(100円ショップ?)
このセットは、#600,#1200、#1500 の各2枚入りのものです。
最初、#600 の耐水ペーパーを水に濡らしながら、ケース表面を荒くヤスりました。 - 神ヤス!(GodHand)
10mm厚 3種類セットA(#120、#240、#400)
10mm厚 3種類セットB(#600、#800、#1000)
これは、スポンジ付きの布ヤスリで、持ちやすくて、力も均等にかかり、特に湾曲した部分で威力を発揮します。
流石、プラモ界で有名な研磨ツールという感じです。
ヤスリ面の目詰まりは、水に濡らした劇落ちスポンジで軽く拭うことで、ある程度は落ちるので、何度か繰り返して使うことができます。
神ヤス! #120 → #1000 の順にかけていきました。
斜めに線は見えますが、表面はツルツルです。
こういう積層模様は塗装で消せる、そんなレベルのものです。
”FLASHFORGE Adventurer3 + 0.3mm ノズル + MODERA:PLA + 研磨” で、もう誰も 3D printer で造形したって思わないんじゃないかなぁ。
QCX 本体基板を収容します。
大抵、こういう基板を収めるときなんですが、ケースの四隅を削ったりする必要があるんですが、今回は珍しく(?)ピッタリはまりました。
2本のボリュームを延長するシャフトは、そのまままでは穴が小さくてボリュームの軸がハマらなかったので、先端の細いデザインナイフを使って穴を拡げてねじ込みました。
タクトスイッチ用の延長シャフトは、ボタンの頭にピッタリはまらず、このままではケース本体を逆さにしたらシャフトが下に落ちてしまうので、今回は「貼ってはがせる弾性粘着剤」を使って接着することにしました。
(これだと少し力を加えれば外せるし、逆さにしても落ちないので、なかなか便利な一品です。)
最後にネジ止め。
M2.5 × 16mm でピッタリ合います。
これで、QCX のケース入れ終了です。
Um... やっぱり、塗装しなかったことが悔やまれますね。
エアブラシとかじゃなくって、普通のスプレー式の塗装でも上手くいくのかなぁ。
少し、プラモ塗装について YouTube で学んでみようかと思います。