今日は、プラスケースの穴あけ作業を行いました。
CNC を使って穴をあけましたが、まぁ満足してません。
今回の μBitx で使うケースはプラスチックで、AliExpress で 2千円ちょっとで買ったものなんですが、LCD を標準のものから Nextion に改装して使うには、ひと回り小さいように感じました。
(16 × 2 LCD なら、もうピッタリのケースです。)
Nextion LCD をケースに取り付けるには、四角い穴をあける必要があるので、CNC を使って楽にあけよう思い作業を開始したんですが、切削途中で変な振動と異音がしてビットが折れたり、もう部屋中に切削クズが飛び散ったり、切削オイルでベチャベチャになったりと、いつもと違う状況で、ホント、危うくケースそのものがオシャカになるところでした。
四角い穴の切削中に急遽止めて CNC 本体のあちこちを点検したところ、本体のいくつかのネジが緩んでいて、もうそのせいで正常時と違った振動が発生してビットがブレて、クズやオイルが四方八方へ激しく飛び散ったと、こういう状況でした。
と、そんなこんなのアクシデントの中、なんとか四角い穴はあきましたが、よくよく見ると微妙に真っすぐな直線にはなってませんでした。凹
CNC の切削では、最初から最後まで失敗せずに1パスで進まないと、結果として満足しないものに仕上がるので、ホント、こういう振動系のマシンを使う時には必ず事前に各部を点検する、こういう基本を忘れたり怠けたりすると、今回のようなダメダメな仕上がりになってしまうので、もう二度と同じ轍を踏まないよう、しっかり頭に叩き込みました。
と、まぁ、穴あけ後の状態にはまったく満足してませんが、とりあえず、図面通りに穴をあけることはできました。
パネルに Nextion LCD を取付けて気付きました。
有効画面じゃない右側の一部を隠すように穴をあけるのが正解でした。
こういうのは美しくないので・・・気付いたときには既に遅しで、テンションが下がっちゃいました。
今回の取り付けでは、この図の 180 度回転になってますが、LCD の有効画面の 69.6 × 41.76 の大きさで穴をあけるのが正解でした。
キット標準の VR は SW 付きの 10KΩ なんですが、このシャフトが細すぎて手持ちのツマミに合わなかったので、φ6mm シャフトの 10KΩ A の VR に変更しました。
(この先、VR の SW は使う予定はないので大丈夫です。)
それと、イヤホンジャックのネジ高が低くて、この 3mm 厚のパネルでギリギリ。
このままだとプラグの抜き差しで外れてしまうので、パネル裏側でホットボンドやセメダインを使って固める必要がありそうです。
(後日談、セメダインの接着が悪くてすぐに外れてしまったので、皿ビス用のビットを使って表面を少し凹ませてネジ止めする方法に変更しました。バッチリになりました。)
Nextion LCD やツマミ類をフロントパネルにハメて、Nextion LCD に電源だけ繋いで画面を表示させてみましたが、やはり表示パネル部分が美しくなくて、パッとしませんね。
本体基板はまだケースにビス止めしてませんが、もうキツキツ状態です。
本体基板をキット添付のスペーサで止めるには、高さがあってイヤホンジャックにぶつかってしまうので、もっと背の低いものを使う必要があります。
最初に適当に取り付けたツマミがなんかイメージに合わなかったので、手持ちの中からこんな感じのものに交換してみました。
ということで、とりあえずケース加工は終わり(スピーカをパネル上蓋に取り付けるかは思案中)で、引き続きこのケースで配線作業はやりますが、やっぱりなんか違うような感じがしていて、もうひと回り大きなアルミのケースで、Nextion LCD もピッタリ取付けて仕切り直したいと・・・完成前の今の段階で、もう迷ってます。
こういう製作でイチバン頭を悩ますのが、こういったケース加工ですよね。
CNC 作業では、事前点検を怠ったせいで、ひどい目に合うし。
参りました。