CNC1610 Pro の切削クズを避ける保護カバーを3Dプリンタで作ってみました。
この CNC を使ってる人なら分かってくれると思うんですが。
この溝に溜まった切削クズの掃除って、すっごくメンドウですよね。
特に切削オイルまみれになったクズ。
溝の中にへばりついちゃってなかなか取れないし、これキレイにするって手間過ぎて。
ホント、嫌になります。
これ、旧 CNC1610 で削ってる時からの、ず~っと困っていた懸案事項だったんです。
ということもあって。
せっかく新しい CNC1610 Pro にアップデートしたし。
それに、まだ一度も切削してないキレイな体だし。
なにか対策するなら今でしょと、フレームの溝を保護するカバーを作ることにしました。
Fusion360 でモデリングしましたが、ただの押出機能を使っただけの、簡単仕様です。
0.4mm のノズルで、そんなに時間をかけずにプリントしました。
保護に 20cm の長さが必要なので2分割で造形。
それでも1本 10cm とかあるので、両端で反らないようにと・・・いつもやらないラフトを付けて造形しました。
こんな感じにフレームの溝はしっかりとカバーできました。
ついでに上部のフレームの溝もカバーすることに。
まぁこんな上までクズが飛ぶことはないだろうとは思いますが、造形ついでに作っておきました。
こんな感じに蓋をします。
これですべての溝はふさがったので、オイルまみれのクズであろうが、もうなんにも気にすることはなくなりました。
CNC の切削ってモータ回してるので、細かな切削クズが結構飛び散るんですよね。
プラだろうがアルミだろうが・・・ケース加工はとにかく部屋は汚れます。
今回作ったカバーで、掃除のことそんな考えずに済むんじゃないかな。
これで構えずに、これまで以上に気軽に CNC が使えようになったと思うんだけど。
ということで、切削環境も整ってきたし。
そろそろ新しい CNC1610 Pro で、なにか削ってみようかな。