HAKKO 半田ごて、こて先ホルダーを印刷してみました。
3Dデータは、Maker Bot が運営する「Thingiverse」から STL データをダウンロードしてデータ加工することなくそのまま使いました。
3D プリンターを製作したこともあって、
ここ数日ときたら、ホントしつこいくらいにインターネットを徘徊して情報収集しておりました。
Google に3Dプリンターに関するキーワードを入れてクリック・・・
「もう、3Dプリンターなんて珍しくないよ」の勢いで大量の検索結果が並びます。
確かに最近では大型の家電量販店でも見かけるようになったしね。
普通に家庭の中に入り込んできてる・・・そんな感じがしちゃいます。
そして、検索していて一番驚いたのが、3Dデータのアップロードサイトの数で。
こんなにタダで使えるデータが登録されていたなんて・・・ホント知らなかった。
今回ダウンロードした「Thingiverse」には、すでに 10 万件以上のデータが登録されているんだとか。
しかも、そのほとんどが無料で利用できるみたいだし。
ということは、3Dモデリングツールで自分で造形図面を描くことは・・・ないということ!?
登録データの分野も多岐にわたっていて、パラパラっと投稿されている造形写真を見てみたけど、
なんかワクワクするもの沢山ありました。
ちなみに、keyer で検索かけてみたら、cool な電鍵やパドルも幾つかヒットしましたよ。
Repetier-Host + Slic3r の設定
今回の印刷で設定した Slic3r の各項目のキャプチャをアップしておきます。
(各項目値についてはキチンと吟味して決めてません。あくまでも参考です。)
使用したフィラメントは、PLA 1.75mm グレーです。
Layer Height を 0.1mm に設定したので印刷終了までに6時間以上かかってしまいました。
ここは 0.3mm にしても品質的に問題はなかったかもしれません。
(0.3mm なら1/3の2時間程度で印刷は終了します。)
Start G-code には、造形開始前にレベル合わせを行うため、コマンド G28 と G29 を登録しておきます。
ドキュメントに、こうしろと書いてあったので。。。
Slic3r の各項目を設定して、Repetier-Host の画面でスライスします。
そしてこの後に、Print Preview タブの Print ボタンで印刷を開始します。
途中経過。まだ終了まで4時間以上あります。
印刷を開始して10分くらい。
印刷中のLCDパネル。印刷終了まで、あと6時間近くかかります。
印刷終了。
造形ベッドにノズルが当たるのが怖くて、Z 軸が隙間あき過ぎで・・・下の方がギザギザになってしまいました。
こりゃ、出来不出来はレベル合わせが肝と見たぞ!
今回のスライサの設定で印刷した結果がこれです。
交換こて先を収めてみました。
わたしが使っている HAKKO のこて台にピッタリ収まります。
ということで、
こて先を収納するだけのものなので、この程度のクオリティでも良いんじゃないでしょうか。
何度か印刷して、感さえつかめれば、CNC で切削するより簡単なような気がします。
そして・・・
明日からの休日は、3Dプリント日和になりそうです。Hi