JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その51~ (Mega2560 Pro Mini ボード)

今日は mega2560 pro mini Board の組み立てです。
K3NG の Keyer で、USB キーボードが使えるようにする試みになります。

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必要なパーツはピンソケットばかりだったりするので、連続的なハンダ付け作業だけで終了します。

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作業のポイントは、ソケットのハンダ付け。
マイコンボードの細ピンヘッダ、基板側の丸ピンソケット、これは絶対に斜めにならないように。
ピン数が多いのでチョットのズレが、命取りになります。

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mega2560 pro mini マイコンのピン付けは、ボードと一緒に付いてきた太ピンのものは使わずに、別途用意した細ピンヘッダを使います。

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マイコンのピンが斜めにならないようにハンダ付けするため、ブレッドボードを利用します。
ここのハンダ付けだけは、ホント、細心の注意を払った作業が必要です。

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今回の基板の変更点はここ。
USB Host Shield を挿して USB キーボードを使うため、ICSP 端子(2 × 3)を生かしたこと。

USB キーボードなんか使わなければ、これまでの基板で十分で、こんなことする必要なんかないんです。。。 
K3NG のスケッチ自体は使える仕様になってるのに、それが使えないということが、やっぱすごく気になるんですよね。


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2.1mm の DC ジャックは、この、秋月電子のピンが細いヤツじゃないと、基板にフィットしないので注意が必要です。

三端子レギュレータは、8V1.5A の TO-252 パッケージのものを使いました。

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実は少し修正した v.1.1 (USB Shield 未対応)という基板もあるんですよね。
なので、3回作り直してることになります。
ということで、この v.1.2 が今のところの最新バージョーンということになります。

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今回作成したボードに、Arduino Uno で使用されている USB Host Shield を差し込めば、USB キーボードが使えます。

今回わざわざ USB Host Shield が直挿しできるように基板を変更したので、この Shield が認識しないと困りものなんですが、ちゃんと認識してくれました。

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前回使ったサンプルを動かしてみました。
USB キーボードのキーの押下に反応して、ターミナルに文字(アスキーコード)が流れました。

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今回作成したボードに、これまでの CW Keyer 基板を重ねてみました。
まぁ当然なんですが、いつも通りに LCD に "K3NG Keyer hi" の文字が表示されました。

次回は、残りのもう1枚の基板、CW Keyer 本体を作成します。

で、今回作成した基板と次回作成する基板、この2枚の基板の間に USB Host Shield を挟んで、それで実際に CW Keyer として USB キーボードが使えるか試してみたいと思います。

それじゃあ、またね。