最近、中華製の Mega2560 Pro Mini という Arduino 互換ボードが販売されているのを見つけたので、つい購入してみました。
さて、購入したからには恒例の実験です。このボードで K3NG の CW Keyer が動作するのか試してみることにしました。
とりあえず、2個買ってみました。
ボードの裏面。
Nanoと比べると、確かにこのくらいの大きさになるのも納得です。チップのサイズがほぼ2倍ですからね。ただ、秋月電子で売ってる一般的な Mega2560 と比較すると、大きさは約1/4、価格はなんと1/10と、とても手頃です。
これから主流となるボードの一つになるかもしれませんね。
(マイコンチップ単体のメモリ比較)
型式 | 動作電圧 | I/O数 | Flash | SRAM | EEPROM |
---|---|---|---|---|---|
ATMega328 | 2.7~5.5V | 23 | 32K | 2K | 1K |
ATMega1284 | 1.8~5.5V | 32 | 128K | 16K | 4K |
ATMega2560 | 4.5~5.5V | 86 | 256K | 8K | 4K |
ATMega4809 | 1.8~5.5V | 34 | 48K | 6K | 256 |
さすが、ATmega2560 です。
Uno の 328 と比べると、I/O 数、メモリ容量は、もう桁違いの大きさです。
趣味の工作程度なら、もうなにも気にせず、いろんな機能がジャンジャン詰め込めそうです。
で、前回の nano every と同じ keyer_features_and_options.h
の設定でコンパイルしてみました。
ボードとプロセッサの設定を Mega2560 にします。
エラーもなくコンパイルが完了し、ボードへの書き込みも問題なく終わりました。
というわけで、Nano Every を使うのはひとまずおしまいにして、これからはこの Mega2560 Pro Mini ボードでいろいろと遊んでみようと思います。
さて、それでは、このマイコンボードを使って、1枚基板で動作する Arduino CW Keyer を作ることにします。