JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その44~ (Mega2560 Pro Mini ボード)

最近、中華製の Mega2560 Pro Mini という Arduino 互換ボードが販売されているのを見つけたので、つい購入してみました。

さて、購入したからには恒例の実験です。このボードで K3NG の CW Keyer が動作するのか試してみることにしました。

とりあえず、2個買ってみました。

ボードの裏面。



Nanoと比べると、確かにこのくらいの大きさになるのも納得です。チップのサイズがほぼ2倍ですからね。ただ、秋月電子で売ってる一般的な Mega2560  と比較すると、大きさは約1/4、価格はなんと1/10と、とても手頃です。

これから主流となるボードの一つになるかもしれませんね。

(マイコンチップ単体のメモリ比較)

型式 動作電圧 I/O数 Flash SRAM EEPROM
ATMega328 2.7~5.5V 23  32K  2K  1K
ATMega1284 1.8~5.5V 32  128K  16K  4K
ATMega2560 4.5~5.5V 86  256K  8K  4K
ATMega4809 1.8~5.5V 34  48K  6K  256


さすが、ATmega2560 です。
Uno の 328 と比べると、I/O 数、メモリ容量は、もう桁違いの大きさです。
趣味の工作程度なら、もうなにも気にせず、いろんな機能がジャンジャン詰め込めそうです。

で、前回の nano every と同じ keyer_features_and_options.h の設定でコンパイルしてみました。 

 

ボードとプロセッサの設定を Mega2560 にします。

エラーもなくコンパイルが完了し、ボードへの書き込みも問題なく終わりました。

というわけで、Nano Every を使うのはひとまずおしまいにして、これからはこの Mega2560 Pro Mini ボードでいろいろと遊んでみようと思います。

さて、それでは、このマイコンボードを使って、1枚基板で動作する Arduino CW Keyer を作ることにします。