今日は LCD の実験です。
使った LCD は SainSmart の I2C 対応の LCD 液晶モジュール(LCD1602)です。
I2C バスが使えるためデータのやり取りは2本の信号線だけで済みます。
A4 → SDA
A5 → SCL
2線シリアル・インターフェースである I2C については、「トラ技10月号」の特設記事に詳しい解説が掲載されています。
前準備として、
- LCD と Arduino を4本(信号線と電源)のジャンパケーブルで接続
- LCD が使えるようにライブラリをダウンロード
私が所有する LCD に適合するライブラリは、ここからダウンロードできます。
- スケッチから以下の行のコメントを解除
#define FEATURE_DISPLAY
#define FEATURE_LCD_YDv1
(注)
- 接続する LCD のタイプでコメントアウトするところは変わります。
- 所有している LCD モジュールの I2C アドレスが 0x3F のため、スケッチもこのアドレスに合わせて修正しました。
それでは、早速コンパイルして実行です。
書込み成功ならば、"HI" のモールス音と同時に LCD に「K3NG Keyer hi」と表示されます。
メモリ読み出しボタンを押すと、登録されているモールス符号に対応した文字が LCD 画面に表示されます。
パドルを使って「CQ」と自分のコールサインを送出してみました。
この「ARDUINO CW KEYER」は、完成度が高いだけでなく、使い込むほどにその奥深さを実感します。