JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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ARDUINO CW KEYER を試してみた ~その13~

今日は LCD の実験です。
使った LCD は SainSmart の I2C 対応の LCD 液晶モジュール(LCD1602)です。

I2C バスが使えるためデータのやり取りは2本の信号線だけで済みます。

A4 → SDA

A5 → SCL

2線シリアル・インターフェースである I2C については、「トラ技10月号」の特設記事に詳しい解説が掲載されています。

前準備として、

  1. LCD と Arduino を4本(信号線と電源)のジャンパケーブルで接続

  2. LCD が使えるようにライブラリをダウンロード

    arduino-info - LCD-Blue-I2C

    私が所有する LCD に適合するライブラリは、ここからダウンロードできます。
     
  3. スケッチから以下の行のコメントを解除
    #define FEATURE_DISPLAY
    #define FEATURE_LCD_YDv1

(注)

  • 接続する LCD のタイプでコメントアウトするところは変わります。
  • 所有している LCD モジュールの I2C アドレスが 0x3F のため、スケッチもこのアドレスに合わせて修正しました。


それでは、早速コンパイルして実行です。 

書込み成功ならば、"HI" のモールス音と同時に LCD に「K3NG Keyer hi」と表示されます。

 

メモリ読み出しボタンを押すと、登録されているモールス符号に対応した文字が LCD 画面に表示されます。

 



パドルを使って「CQ」と自分のコールサインを送出してみました。

この「ARDUINO CW KEYER」は、完成度が高いだけでなく、使い込むほどにその奥深さを実感します。