ハムフェアに合わせて夏休みを取り、只今東京に帰省しております。
単身先の近所には書店がないので、
東京に帰省した時は必ず大きな書店まで足を運ぶようにしています。
新潟では Amazon ばかりを頼ってますが、
こうして大きな書店で、本を手に取り、ページをめくっていると、
やはり、本はこうして購入するのが正しいのではないかと思えてきます。
たまには、こうして書店まで足を運んで、
入口付近に平積みされている、最新刊をチェックするのも良いものです。
本を手に取って、触れることができる、やはり書店は最高です。
ということで、
定期的に購入しているパソコン関連の本2冊と、
今回は、誠文堂新光社の「真空管部品図鑑」なる書籍の、計3冊を購入しました。
この「真空管部品図鑑」は、2011年4月発行の絶版本ではありません。
真空管の回路で使われる部品が写真入りで丁寧に紹介、解説されています。
今でも真空管式の古い無線機を大切に使っているというハムなら、
将来のレストアのためにも手元に置いてあっても良い本ではないかと思います。
わたしは、トランジスタ時代のハムで、
真空管の思い出といえば、
いたずら半分で作った5球スーパーラジオくらいのもの。
ソケットやバリコンを揃えるのも苦労した、そん記憶が蘇ります。
今は、ヤフオクや eBay といったネットオークションも利用できるので、
昔は入手が難しかった真空管部品も、比較的簡単に入手することができます。
この「真空管部品図鑑」は、
わたしのような真空管いじりの経験に乏しい者には、最高の一冊です。
最初のカラーページには、
FT-401 の内部の全てが、写真で紹介されています。
真空管で使われている各種の部品がどのように配置され、そして、どう配線されているのか、目で確認することできます。
「真空管回路の製作のポイント」の章では、
製作上の注意点や豆知識などが分かりやすく説明されています。
真空管の扱いに慣れた大OMさんが隣で教授しているような、
真空管の扱いに慣れた大OMさんが隣で教授しているような、
そんな感じで読み進めることができます。
そして巻末には、
代表的な真空管の規格表もしっかりと掲載されているので、
文字通りの「真空管部品図鑑」に仕上がっています。
実はわたしの生家には、
ミカン箱2箱分の真空管を今でも保管しています。
いつの日か、
これらの真空管たちも、息を吹き返すことはあるのでしょうか。
今度、田舎に墓参りに帰った時にでも持ち帰ろうかと。。。
でも、部屋は手狭ですし・・・
さて、どうしましょう。