今日は休暇を取得して「第26回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ」に参加してきました。
会場はハムフェアと同じ東京ビックサイト。
朝の10時から夕方の6時半までの長時間に渡るセッションでしたが、
そのすべてをしっかり拝聴してきました。
このイベントはソフトウェア開発者のためのもので、
プログラミング言語の Delphi を販売しているエンバカデロ(元は Borland)が技術情報提供のために定期的に開催しているものです。
今回のキャンプのメインは昨日披露された Android 対応の Delphi XE5。
この XE5 を使えば Delphi 言語で Windows、Mac、iPhone/iPad そして Android の全てのプラットフォームでネイティブ(端末の CPU で動作するコードが書ける、速度か速い)なアプリが開発できるようになります。
す、凄い!
Windows 用に書いたコードがプラットフォームを選択してコンパイルするだけで、簡単に Android や iPhone で動くという。
こんなことができるコンパイラは、今のところ Delphi だけだから。
Android なら JAVA を覚えて・・・
iPhone や iPad、Mac で動かそうと思ったら Objective-C を覚えて・・・
こういうことが Delphi 言語ひとつだけでできるなんて。
どう考えても、凄いでしょう。
■ ■
私と Delphi との付き合いは、もう 30 年以上になります。
最初のころは Delphi の前身である Turbo Pascal を、CP/M80 という OS で動かしていました。
ロジックだけで動作するような回路の動作を変えるには、パーツ交換のための半田ごてが必要ですがマイコン内蔵ならプログラムだけで変更できます。
なんか半田ごてを使うのがバカらしくなって。
だってマイコン内蔵だったら手が汚れないプログラムで簡単に挙動が変えられるんですよ。
もう、「マイコン」を使うしかないでしょう。
そうしてハマった先に CP/80 で動作する Turbo Pascal がありました。
今日のキャンプは、わたし自身のモチベーションを維持するために参加しています。
プログラム作りは趣味なので、これを持続させるって結構難しいから。
自分の周りに同じ趣味の人がいればまだいいのですが、誰もいない環境下でモチベーションを維持するって本当に難しいから、このようなイベントに参加してモチベーションを保つことが必要なんですよ。
趣味で始めたプログラミングですが、
思うようにコードが書けず、年がら年中ハマッているのが現状です。。。
行き詰まると、風呂やトイレの中でも、暇さえあればコードを考えている。。。
もう、ここまできたら苦行です。
とは思いながらも、好きなので、
その苦行の先に見える何かを求めて、これからも前に進み続けることにします。
な~む~