JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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4台目の UV-K5 に「KD8CEC v.0.2V」を導入

KD8CEC ファームウェア v.02V(Spectrum & Waterfall added, FMRadio UI Changed)をインストールするために、新たに4台目の UV シリーズを購入しました。

このファームウェアは、開発者がアマチュア無線家であることから、CW モードの追加など、アマチュア無線に関連する機能が充実しています。

ただし、FM ラジオ機能に関しても、既存のバージョンから大きく改善されており、スペクトル表示機能の追加や、使用可能な周波数範囲も広がっています。そのため、UV シリーズの無線機を FM ラジオとして使用する場合にも、このファームウェアが適しているのではないかと思っています。

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ファームウェアには、CW の機能差に基づき、次の2種から選択することができます。

  • Basic Mode : file : CEC____B.packed.bin
  • Expert Mode : file : CEC____C.packed.bin

とはいっても、受信機として使用するので、書き込むファームウェアはどちらでも大丈夫です。

UV 無線機の個体差なのかもしれませんが、今回の4台目に書き込んだ KD8CEC v.0.2 のファームウェアが、これまでのファームウェアの中で最も受信感度は良好です。内蔵のホイップアンテナで部屋の中では聴取できなかった FM 局を複数受信できることに驚きました。

 

UV-K5 HF Fullband receive version 0.41 のこと

UV-K5 の所有者がアマチュア無線家なら、ファームウェアバージョン v0.4 をインストールしてフルバンド化するのが魅力的な選択です。

ただし、このプロセスの実現には、無線機本体の改造が必要で、SI4732-A10 という高性能なラジオレシーバー(IC チップ)に交換する作業が必要です。幸いにも、AliExpress で本体とほぼ同じ価格ではありますが、改造用のモジュール(パーツ取り付け済み)が販売されているので、これを購入して改造するのが手っ取り早いのではないでしょうか。

ということで、UV シリーズ4台目の購入に合わせて、私も改造用のモジュールを購入しました。モジュールは小さく繊細な作業になるため、十分な時間を確保できる日に落ち着いて作業に取り組みたいと、今は大事に保管しています。

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SI4732-A10 などのパーツは、モジュールにすでに取り付けられています。

このモージュールを取り付ける前に、UV シリーズの新バージョンがリリースされ、標準でフルバンドになるかもしれないという、そんな予感がしています。。。


■ ■ ■

 

UV シリーズの無線機ですが・・・その手頃な価格がきっかけで所有する台数が増え続けることが心配です。ファームウェアの違いにより、全く異なる無線機に変貌するため、ついつい各ファームウェアごとに無線機を購入してしまいそうです。

余談ですが、中国で初めて開発された動画投稿アプリ TikTok ですが、アメリカでの使用を禁止する法案が賛成多数で通過しました。ということで、このような UV 無線機を多数購入する行動が、徐々に中国に対して肯定的な視点を持つようになるのではないかと、少し懸念している、そんな自分もいます。