土曜日に行ってきました。
特に買ったものはなく(唯一お金を使ったのが、CQ 出版のブースで買った QEX だけ)ただダラダラと会場を何周かして帰ってきました。
南展示場は遠いですね。
到着するまでに疲れてしまいました。
会場到着は12時頃。
例年の会場である西棟より広くてコロナ対策には良かったのですが、出展自体が少ないこともあって人もまばらで、なにか物足りなさを感じました。
アイコム
特に気になったのが、アイコムの IC-905 で。
SHF 帯のハム機が発売になるなんて、想像もしていませんでした。
総務省に SHF 帯のハムバンドが召し上げられないように・・・
アイコムってハムのために頑張ってるんだなぁ、と感心しました。ヤエス、トリオも負けずに頑張って欲しいものです。
IC-905 プロモーションビデオ
Icom IC-PW2 プロモーションビデオ
RF モジュールはアンテナの直下に設置して、シャックのコントローラ(フロントパネル)までは LAN ケーブルで接続する構成です。
ちなみに、発売時期・価格は未定とのことです。
実はわたしはすべてのムセンキでこういう構成を望んでいて、現行機種である HF や V/UHF 機でも送受信部の本体とフロント部分が分離できたらどんなに素晴らしいかと。田舎にある実家や山小屋なんかに本体を設置して、あとはネット回線で自宅のシャックからリモートする。確かに今もパソコンを使えばムセンキの遠隔はできますが、丸っと本体一式を離れたところに置いとくのはもったいないし・・・それにパソコンだとディスプレイ見ながらマウスでコントールするのもねぇ、味気ないし。やっぱりダイヤルは自分の指で回さないと。
確か3年前のハムフェアのアイコムブースで同じような要望をしたら、担当者に「それじゃあ、売れませんよ」って一笑された記憶があって、やっぱり普通の HF 機じゃダメなのかな。
さらにアイコムの新製品 IC-PW2(1KW リニアアンプ)ですが、操作ボタンなどのコントロール部はセパレートタイプになっていて、重い本体は机の下に置いて運用することができます。というように電波を出したり受信したりするような部分とコントール部分はセパレート方式にした方が、今どきのネット時代に合った、もっと発展した運用が期待できるんじゃないかって思います。
アイコムの社員さんがいたので、せっかくの機会なので気になっていたことを尋ねてみました。IC-9700 の FM モードで電鍵を叩いたら F2 で電波が出せるのかってことなんですが、これはムリのようです。さらにアイコム製品で F2 が出せる無線機はあるのかと尋ねてみたんですが、これもそういう製品は今のところはないとのことでした。ちなみに FT-857 では F2 が出せるというようなことを話したところ、社に戻ったら FT-857 をチェックしてみます・・・と仰っていたので、もしかすると将来的に期待できるかもしれませんね。もし IC-9700 で F2 が出せるなら購入しようかと考えていたのですが・・・もう暫くは FT-857 で我慢しようかと思っています。
ヤエス
新製品の FT-710 AESS を触ってきました。
PDF版カタログ
技術の人は誰もいないし・・・放置状態。
人もまばらで、新製品なのに席はあいていました。。。
トリオ
TS-990 の実機のところに、「TS-990 受注再開見直し」の表示が・・・部品の確保ができるようになったんですね。
ただ、トリオのブース、閑古鳥状態で・・・TS-990 の前にも誰も座ってないので、わたしもこの表示だけを写真に収めてそそくさとトリオのブースを後にしました。
アルインコ
新製品の受信機 DJ-X100 です。
hamlife.jp さんのニュース記事が詳しいです。
30MHz ~ 470MHz、C4FM/D-STAR/DCR/NXDN/DMR に対応。
短波帯をムシしたデジタルモードに特化したという、ちょっとマニアックな仕様になっています。
ということで、3年ぶりのハムフェア。
知人は誰もいないので寂しさはありましたが、まぁ足を運んでよかったと思っております。
一般ブースの皆さん、2日間、お疲れさまでした。
しっかり楽しませて頂きました。
こうしてコロナ禍の中で足を運んだことは、何年たっても思い出すことでしょう。
本当に、ありがとうございます。