ハンドマイクの ”PTT スイッチ操作プログラム” の作成
以前に、FT-857 の PTT スイッチを操作するプログラムを作りましたが、IC-9700 でも同じことをするためプログラムの修正を行いました。ただ、修正といっても、FT-857 の CAT コマンドを IC-9700 の CI-V コマンドに合わせるだけの、とっても簡単な作業なんですけどね。
430メガ の会話でハンドマイクの PTT を何分も押し続けるのは、結構ツライものがあって。それなら、スタンドマイクを買えばいいじゃないかと、そんな声も聞こえますが、如何せん、純正のスタンドマイクは高いです。せっかくムセンキにハンドマイクが付いてきたんだから、やっぱりこれを最後まで使いたいし・・・ということで作ったのがこのプログラムになります。
多少の貧乏臭さは残りますが・・・
まぁ、ハンドマイクを安上がりにスタンドマイクみたいに使えるんで・・・
私は、とっても満足しています。
起動直後の画面、PTT スイッチ OFF(IC-9700 と PC の通信が接続中は LED 点灯)
この画面は PTT スイッチ ON(送信中)の状態で、プレス中は 300 秒からカウントダウンして、0秒になると自動的に PTT は OFF となって、受信状態になります。(連プレ禁止機能)
運用イメージ
IC-9700 付属のハンドマイクに8PIN のマイク延長ケーブルを接続して、安物のフレキシブル・スタンドの先端にマイクを引っ掛けて簡易的なマイクスタンドにして、PTT スイッチの ON/OFF は、今回作ったパソコンソフトで行います。
さらに、パソコンの USB 経由でフットスイッチを付けて足で操作したり、オルタネイト動作(1回目のオンで動作状態をロック、2回目のオンで解除)の、少し大きなスイッチをスタンドに取り付ければ、もう、ただのハンドマイクが、本格的なスタンドマイクに変身するんじゃないかと思います。
ということで、IC-9700 の CI-V コマンドですが、もう沢山あり過ぎて・・・
補足説明書を見てるだけで、夢が膨らみます。
ホント、いい遊び道具が見つかりました。