昔作った 20W ダミーロードを少し改修しました。
最近このダミーロードを NanoVNA で測定してみたんですが、手で握ったり、置き方だったりでインピーダンスが乱れて安定しなかったので、少し手を加えてみました。
裸だったグランド側を、銅線を使ってグルグル巻きにした後、全体にハンダを流して固定しました。
写真は撮りませんでしたが、抵抗本体も少し細めの銅線で巻いて、ハンダで固めました。
熱放出的にはそのまま露出の方がよかったんですが、見た目が汚くて嫌だったんで、ここは熱伸縮チューブを使って全体を覆ってやりました。
以下、NanoVNA で SWR を確認しました。
約 700MHz までが SWR = 1.5 以下でした。
60MHz までだと SWR = 1.05 以下でした。(約 300MHz まで 1.05 以下です。)
今回、こんな感じに改修してみましたが、改修したダミーロードを振ってみたり、強く握ったりしてもインピーダンスの乱れはなくなり、NanoVNA の結果も安定するように変身させることができました。
以上です。