先日の続きです。
今日は CM 型方向性結合回路周りのハンダ付けと、最終的な動作確認を行いました。
完成写真
CM 型方向性結合回路周りのハンダ付け
50Ω 1W の手持ちはなかったので、100Ω 1W のものをパラで接続して 50Ω を作りました。
メガネコア(BN43-202)はこんな感じに巻きます。
基板裏面、OLED を下にして真ん中あたりのランドを間違わないようにジャンパします。
とりあえずハンダ付け作業は終了です。
部品点数が少ないので結構サクッとできあがりました。
動作確認
中華 uSDR QRP の7メガをダミー負荷で確認しました。
PWR = 9.0W
前に Radio-Kits の RK-SWR を使って7メガを測定した時は 7.29W だったので、1.71W 大きく表示されました。
続いて、ダミー負荷から実際のアンテナ(V 型アンテナ)に変更して測定してみました。
PWR=7.4W、SWR = 1.54
RK-SWR の測定結果は、5.37W の SWR 1.58 と、FRANKENMETER と比べて 2.03W の違いがありますが、正直なところ、基準にできる正確なパワー計を持ってないので何が正しいのかよく分かりません。
ただ、RK-SWR と第一電波工業の SX-200 はほぼ同じ値を示すので、個人的にはこれらの測定器を信用することとして、前に作った終端型電力計も校正しているところです。
ということで、できればこの FRANKENMETER も RK-SWR と同じ値になるように補正したいところですが、PIC プログラムのソースが公開されているわけではないので(ハードは弄りたくないので)、もうこれ以上できることはなさそうです。
それから、このまま基板むき出しの状態では何かと使いづらいので、3D プリンタでケースでも作ろうと考えたのですが、公式サイトに基板による上板、底板のガーバーデータも公開されているので、今回はこれを使ってみようかと、あらためて中華の基板屋さんに発注しました。(今、春節なので来週後半には届くんじゃないかと思っております。)