JH1LHVの雑記帳

和文電信好きなアマチュア無線家の雑記帳

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自力で基板切削(CopperCAM 購入)

CNC フライスで基板を作るために、CopperCAM というソフトのライセンスを買ってみました。

ライセンスは永久ライセンスで、80 EUR。
日本円で、約1万円です。

コロナ騒動もあって、注文した基板もなかなか来ないし。
まぁ、平常時でも注文して到着まで早くても2週間とか掛かるので、ちょっとした基板なら自分で作れるようにしといた方がいいかなぁ~って。

CNC フライスを作って4年。
今回の騒動もあって、少しだけ重い腰は上がりましたが、上手く作れるかどうかは分かりません。。。

① Kicad で回路描いて、ガーバデータを作成
② CopperCAM で、パータン切削、ドリル穴、基板カットの編集と G コードを作成
③ CNC ソフト(G コードセンダ)の Candle 又は bCNC で基板切削

①、②の G コードを作るとこまではすぐだと思いますが、イチバンの難所は ③の基板切削で・・・
基板の歪み補正(ハイトマップ作成)や、ドリル交換とか・・・想像するに、ここでハマりそう。。。

まぁ何度も失敗すると思いますよ。
でも、めげずにチャレンジし続ければ、必ず最後にはコツはつかめると、そう信じてやってみます。

ということで、自分で基板を切削するための前段階として、今回 CopperCAM なるソフトを買った次第です。

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サンプルを描画させてみました。
こんな感じに、切削パターンのイメージを確認しながら作業できるんです。

この CopperCAM ですが。
PCB のガーバーデータから CNC フライスで切削するために必要となる Gコードを生成するためのソフトなんですが、同じようなことができるソフトとして、フリーの FlatCAM とかも有名なんですが、ネット情報だったり、実際に自分でデモを触った感じだと CopperCAM の方が操作性がよかったんで購入することに決めました。

数日前に「自力で基板を作ろう」という思いに駆られて、昨夜 PayPal で送金。
そして本日、ライセンスファイルがメールで到着しました。

で、明日からの土日で CopperCAM の使い方覚えて・・・
実際に基板を削るのは、もう少しあとになるかな。

ホント、コツさえつかめれば、もうなんでも自分で作れちゃうんだけどなぁ。
そのコツを習得するのが難しい。

そしてたとえ自分で基板が作れるようになったとしても、クオリティや見た目のキレイさで絶対に中華業者さんは超えられないので、やはりこれまでどおり中華業者への発注は止めることはないと思います。

コロナ騒動でいろんな事が後手後手で、気持ちも沈みがちだけど。
こうして趣味の電子工作、基板作成の技術だけでも上達できたら、少しは気持ちも安らぐかなぁ。