わたしが所有する QVGA 液晶が先日の回路で本当に動いてくれるのか心配だったので、
今日はブレッドボードを使ってチョットだけ試験をやってみました。
DG7EAO の回路で使っている QVGA 液晶は ILI9341 という型番で、
わたしが使おうとしているのは ILI9340C という型番のもの。
・・・数字の後ろが微妙に違ってます。
DG7EAO のサイトからダウンロードした ZIP ファイルのライブラリがそのまま使えるのでしょうか。
この型番の違いでコンパイルが通らなくなりそうで・・・心配です。。。
ストリップボードにパーツをハンダ付けして、後になって液晶に何も映らない・・・
後々の手直しを考えたら、これだけは避けたいものです。
とういうことで、
今日は、先日の回路図通りの配線で液晶に文字が表示できるか試験してみます。
動作環境
液晶表示させるだけの最小の構成です。
- Arduino IDE のバージョンは 1.6.8 (最新バージョン)
- スケッチは DG7EAO オリジナル
- QVGA 液晶は ILI9340C
- Arduino Nano
スケッチ修正
スケッチを接続するアダプタのピン配列に合わせて修正します。
DG7EAO の回路では Arduino Mini Pro を使っているので、
Arduino Nano のピン配列に合うようにスケッチの定義を少し修正します。
ピン定義 (AD9850) | Arduino Nano |
FQ_UD | D11 |
SDAT | D10 |
SCLK | D12 |
RESET | D9 |
今日のところは、液晶が正常に表示するかどうかを確認するだけなので、
液晶表示に関係ない AD9850 に係る修正は後でもよかったのですが、修正しておきました。
液晶表示は以下の定義が関係します。
QVGA液晶のピン定義 (ILI9340C) | Arduino Nano |
sclk | D8 |
data | D7 |
cd | D6 |
cs | そのまま D5 |
reset | そのまま D4 |
※本仕様では Arduino Nano の D4、D5 は未配線(使ってない)です。
コンパイル & 書き込み
ライブラリの TFT_Ucglib を Arduino IDE パスのライブラリに配置してからコンパイルします。
何やら。。。文字が。。。大丈夫そうです。
コンパイルエラーもなく、すんなり Nano にスケッチを書き込むことができました。
ということで、QVGA 液晶が ILI9340C だからといって、何か特別なことをすることはないということが分かりました。
これで安心してストリップボードのハンダ付け作業ができそうです。Hi