AVR(ATmega328)の最小構成で動作するように、KiCad を使って回路図を書いてみました。
KiCad の練習を兼ねて書いたものであり、作図ルール的に間違いがあるかもしれません。(部品を適当に配置して接続しただけの回路図です。)
この後の目標としては、
①電気的なエラーチェック後のネットリストの作成
②部品とフットプリントのひも付け
③基板エディタを使った基板図面の作成
④基板製造に必要なデータの作成
そして最終的には、業者に基板が発注できるところまでは進めたいと考えております。
この目標が達成できるまでに KiCad を使いこなせるようになるのは、まだ先になりそうですが、この「ARDUINO CW KEYER」を題材にして、最後まで続けることにします。
USB シリアル変換部分には「秋月電子通商」の FT232RL を使ってます。
この回路図の動作試験はまだ行っておりません。回路図的にどこか間違っているところがあるかもしれません。その点については、ご了承願います。
今回の作業を通して気づいたのですが、小さな回路図を書く場合でも、ライブラリに必要な部品が揃っていないことがよくあります。運良く部品が見つかったとしても、ピン配置が理想的でないことが多々あります。結局のところ、自分で納得のいく部品を最初から作る必要性に迫られるのです。
私は今回、この回路の要となる ATmega328 や FT232RL など、重要なコンポーネントをゼロから作成しました。自分の手で一つ一つ部品を作り上げていくと、何とも言えない達成感がありますね。
それにしても、KiCad の使い勝手の良さには本当に感銘を受けました。直感的な操作性で、オリジナル部品の作成もとてもスムーズに行えます。それだけでなく、基板設計までできてしまうなんて、まさに優れものソフトウェアだと思います。
こんなに素晴らしい機能を持ちながら、それがフリーソフトだなんて信じ難いですよね!KiCadの開発者には本当に感謝したいです。おかげで電子工作の楽しさを存分に味わうことができました。